DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

スターマイン

今月は月末に歌会を控えていて、参加する方にコラボをお願いした曲も練習しているところです。最近はコラボでも、同じメロディーを交互に歌うだけじゃなくて、ハモる箇所もあったり、振付する箇所は踊ってみたり、覚えることは段々多くなっている感じです。

歌のメインもハモリも上手くこなして、振付も決まっていたら、かっこいいことこの上ないんですが、最近は歌でも完璧とか隙がないみたいな所を目標にするのはやめるようになりました。自分にその実力がないからという言い訳もしつつ、聴く方の歌に対する受け止め方も考えた方がいいのかなと思うようになったからです。

最近の曲は、振付を入れる曲が多くなったように思います。ただ振付を入れるだけでは何の効果もなくて、歌詞やメロディーやアレンジや歌唱をさらに映えさせるものとして、入れた方が乗りがよくなるものとして、振付の必要性があるのかなと思います。

さて、最近、歌仲間の方からぼくにコラボの依頼が来まして、一緒に歌って欲しいと言われたのが、Da-iCEの「スターマイン」という曲でした。その方は、ハイトーンのパワフルな声に特徴があるので、ぼくが以前お願いをして、Da-iCEの「CITRUS」を一緒にコラボして頂いたことがありました。

ぼく自身の声域は中低音の地声が主体なので、高音になると裏声は出ても弱い時があったりするので、「CITRUS」の曲自体は声がろくに出なくても、カラオケでは歌うことが多い曲でした。自分自身の苦手はあっても、歌ってみたい曲は歌うというだけなんですよね。「スターマイン」も、全く聴いたことがありませんでしたが、原曲のMVを聴いてみて、「歌詞が面白いなあ」とか「振付がかっこいいなあ」とか、それで「面白そうなので歌えるようにします」と返答してしまう自分もなんなんですが。

それで、歌い始めてみたら、花村さんや大野さんのように高くて強い声が出ない自分には、メロディーのコントロールが上手くできませんでした。箸にも棒にもかからないレベルを、どうやって引き上げていこうかなと、他の方々がカバーしている動画を何本も見て、自分がこなせると思えた箇所から1つずつ、できるようにしていくようにしました。70回ぐらい、DAM★ともで歌ってみたら、まずメロディーと歌詞は体で覚えていけるようになってきました。それでも、まだ1コーラスを花村さんと大野さんの両方を歌ってみて、まだ90点は超えられていません。後はまだ試してはいませんけど、踊りながら歌ってみたらいいかもしれないと思っています。

自分の言葉でうまく説明がまだできないことですけど、直立不動で歌うよりも、いろいろな体勢で、振付を入れながら思いのままに歌ってみた方が、音程もリズムも表現力も点数として上がった曲に出会ったことが何回かあります。グルーブ感という言葉でまとめていいのかですけど、気持ちを入れて発した声には、その楽曲を表現する力が備わっているということなのかなと思っています。

歌の表現の結果が発声であるから、その出された声のニュアンスが、楽曲のメロディーやアレンジに合っていることで、聴く人にもいい感じの印象を与えることができるかもしれません。こういうことを考えながら、歌うのが難しい曲を、どうやってごまかそうかなと考えているわけですが、そのごまかしと思っていることが、実は的を突いていたらいいなあと思います。ともあれ、歌は練習して、多くの気づきを得てこそ成長ができるものです。


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