DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

あなたに哀愁

カラオケ大会でよく優勝していた方が、その後歌手としてデビューしている話はぼくの周りでも割と聞く話です。岡本幸太さんもそういう方々のお一人で、2023年4月5日に徳間ジャパンから「あなたに哀愁」でメジャーデビューをされました。

岡本さんはぼくがDAM★ともを始めた頃から録音や動画を拝見していましたし、初代の「DAM★ともマスコット」を務めたりされていました。カラオケ大会に参加するようになって、岡本さんが多くの大会で優勝されてきて、2016年には日本大衆音楽祭で内閣総理大臣賞を受賞されている凄い方ということを知りました。ぼくが参加したカラオケ大会にもゲストとして来られて、歌っている姿を見てかっこいいと思いました。とっくにデビューしているものだと思っていましたので、今回のメジャーデビューの話を知って、改めてそこにたどり着くことの大変さを実感していました。

「あなたに哀愁」を初めて聴いて、昭和歌謡を彷彿とさせるストレートな歌謡曲だなと思いました。岡本さんがこういう曲を歌うんだという意外感もありつつ、最近の若手の男性歌手はこういう路線なんだろうなと納得するところもありました。

ぼく自身はこういう曲は好きなので、さっそくDAM★ともで歌ってみました。雰囲気だけで歌ってみて、すぐに90点を上回ることができましたが、メロディーの構成としてはAメロ〜Bメロ〜サビCメロ〜サビC’メロとシンプルなので、歌詞の意味とか歌い方に工夫をすると、歌に持ち味が出てくるんじゃないかなと思いました。

最近のカラオケ大会の界隈も、参加している人たちが歌が上手くなっていてレベルアップしています。大会の審査の方から最近聞く言葉の中で、オリジナルな持ち味をいかに出せるかということを言われることが多いです。

ぼくの場合は歌詞を伝えることを、音を伝えることよりは優先しようと思っていて、歌詞が描く世界に自分の声でリアルな感覚を立体化したいなというのがあります。歌詞の冒頭の「あなたしか見えない こうしているのが夢のよう」というところも、この場で相手を見つめている主人公になりきって歌うという要素も必要なのかなと思います。

それと、ぼくの場合はあまり世の中に知られていない楽曲を選んで、カラオケ大会でも歌うことが多いので、選んだ歌の世界を、聴いている人たちに伝えようとする気持ちは強いのかもと思うことがあります。伝えるためには、言葉ははっきりと歌って、その言葉をメロディーに乗せて会場の中を巡っていく感じがいいのかなと思っています。振付をつける楽曲も最近歌うようになってきましたけど、歌を邪魔しない程度で、歌を楽しめるための表現ツールの1つぐらいに考えておきたいと思います。「あなたに哀愁」も振付がありますけど、その振付は何で必要なのかとか考えてから、試してみようと思います。

ご本人様の歌唱はYouTubeで是非ご覧になってください!

ぼくもDAM★ともに公開しましたのでアップしておきます。1ヶ月前に録音したので、後半へばってますが(笑)今はここよりもましに歌えるようになりました!

www.clubdam.com