DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

初ラウンジ

ぼくは今週、初めてカラオケラウンジに行ってきました。カラオケラウンジというのは、ライブハウスに来たお客さんたちがカラオケで歌い放題、飲み放題で楽しむという企画です。もしぼく1人だけがライブハウスに来ていたら、3時間ステージで歌い放題(笑)にはなるのですが、実際には多くのお客さんがいらっしゃいますので、自分はステージで1曲歌って、客席ではドリンクを飲みながら、参加した方のステージを見て聴いて楽しむ時間になります。

カラオケ大会でご一緒した方がカラオケラウンジに行って歌っているのは知っていましたので、どういうものなのか気にはなってました。ぼくは先週の大会に出た後、DAM★ともで歌いながら、先週の自分のステージも振り返ってみて、歌というよりは、自分が歌う曲でステージから客席にどう向き合ったらいいのかなと考えてました。そのとき、「今週、カラオケラウンジあったよね」と思い出したのが、ORPHEUSカラオケラウンジでした。このライブハウスでは昨年の12月に第1回の「ORPHEUSカラオケコンテスト」で歌ったことがありましたので親近感がありましたし、来月のカラオケ大会でも歌いますので、これは行ってみよう!と思い、仕事も終わらせて時間が空きましたので、ORPHEUSカラオケラウンジに行ってきました。

もうすぐハロウィンということもあって、ドラキュラの仮装やコスプレで参加された方も何人もいらっしゃいましたが、こっちは仕事帰りそのままのスーツ姿…ということで、雰囲気を壊さないように、後ろの席で楽しませて頂きました。このライブハウスは都内でも立見で240人入る大きな箱で、他の大会で歌ってきたライブハウスと比べても俄然大きかったです。スタンディングのバースペースがライブハウスの部屋とセパレートになっているのも、ぼくは結構気に入ってます。

カラオケ大会とは違って気楽な気持ちで来たんですが、あれっ、ステージにはカラオケのモニターがない!また、歌詞見ないで歌うのか…と思いきや、ステージから見える場所に大モニターがあってホッとしましたが、歌う曲は来月の大会でも歌うポルノグラフィティの「別れ話をしよう」という曲にしました。

参加した方のステージが始まったんですが、1人目の方から、最早カラオケのレベルではなくて、ライブステージになっていて、2人目以降の方も次々と魅せるステージで歌っていて、これじゃカラオケ大会以上というか、ぼくは先週の大会のことを思い出してました。そして、カラオケラウンジって、歌うまさんが集まる場所だったんだ…とそのとき気づきました。歌が上手いだけじゃなくて、ステージも盛り上げられるようじゃないと、いけないんだなあって。まさに自分に足りないものなんですよね。

カラオケラウンジなので緊張感は全くなくて、運営も今日が第1回ということもあってり手作り感満載でした。ぼくは15番目で歌いましたが、選んだ曲の雰囲気が地味な感じで盛り上がらない曲ではあるし、有名な曲ではないので、歌ってみてどうなるのかなと思いましたが、曲を聴いて思い出してくださっていた方もいて、ぼくの歌にリズムを踏んで乗ってくださっている方もいて、手拍子まで入れてくださる方もいて、歌っているぼくとしては意外なリアクション!も感じつつ、気持ちよかったです。紹介のMCをやってくれた歌うまキッズのかぐらちゃんが、歌っている途中も正面に来て応援してくれて。きっとこの歌詞の意味はわからないのに、無邪気に音楽を楽しんでくれるのを目の前で見て、とっても嬉しかったです。

先週の大会が終わってから、ちょっと心が傷ついてたんですけど、そういう傷も癒してくれた時間でした。ぼくも、盛り上がれるような曲をステージで歌えるようになりたいです。そういう曲もDAM★ともでは歌ってますけど、ステージで歌う勇気はまだ…ありません。曲によっては振付も覚えないといけませんけど、ちょっと無理です。正直なところ、ぼくが客席の人たちに応え切れてはいませんけど、同じ曲を歌ってみて、先週の大会と今週のラウンジ、どちらも歌を聴くのが上手い方たちだと思いました。でも、歌った反応は微妙に違いました。この違いの1つは、自分の心の持ち方にあったのかもしれません。意識を変えれば、訴えるものも変わったのかもしれません。ヒトカラで楽しむのと、ステージで歌うのは違いますから。