ぼくが最近注目しているアーティストさんが、華MEN組という男性6人組の歌謡アイドルグループです。彼らを知ったきっかけは、松井五郎さんが提供した楽曲を聴いてきた中で、華MEN組にデビュー曲「華やかに抱きしめて」を提供したことだったんですが、「彼らはこのデビュー曲を聴いて涙した」という一言に、アイドルの紹介にしては変わってるなと思い、彼らの紹介記事を読んでいくなかで、華MEN組に辿り着くまでに挫折と苦労を味わったという彼らはどういう歌やステージを見せていくのか興味を持つようになりました。
ぼくもカラオケで歌を歌いますので、華MEN組さんの「華やかに抱きしめて」はいい曲だと思ったので、歌ってみた音源をTwitterに出してみました。あまり知られていない曲なので、どういう方が聴いてくれるのかなと思っていたら、いきなり華MEN組officialからいいねを頂き、続けて華MEN組のメンバーの方からもいいねを頂いて、びっくりしました。
今どきの歌手の方は、ぼくみたいな素人が何か呟いたり、ぼくの場合は歌ってみた音源をアップしてみると、割と早い時間でご本人様がぼくの投稿を見つけてくださることが多いと思っています。
華MEN組さんのデビューミニアルバムではオリジナル曲が3曲収録されていますが、その1曲が「セブンティーンリグレット」という曲です。作詞は溝口貴紀さん、作曲と編曲は加藤冴人さんです。タイトルを直訳すると、17歳の後悔、みたいな感じですが、歌詞を読んでみると、17才の頃に別れてしまった彼と、何十年ぶりに再会して、おそらく恋心が芽生えて、高校の校庭で待ち合わせをして、会ったものの過去の思い出に決別をして、自分の今を生きていこうと進んでいく内容だったので、初めてカラオケでうたったときに、「これってアイドルが歌う曲なのかな」と疑問を持ちました。
楽曲の歌詞で、別れた相手と交差点で再会して、というシーンはありますけど、昔の恋心を募らせて、また恋仲になるという歌詞は見たことがないですね。「セブンティーンリグレット」もその後不倫みたいな展開にはならず、思い出は過去にしまってという着地にして、今を生きていこうという前向きさに繋げていますけど、こういう情景を男性のアイドルグループが歌うのは異色だなと思いました。
演歌や歌謡曲の男性歌手のファン層の中には40代以上の女性の方も多いので、そういう方がこの曲の歌詞を聴いたら共感しやすいというのはあるのかもしれません。とはいえ歌うのは20代後半から30代前半の男性6人であり、彼らは青春の一コマという捉え方で歌っていくんだろうなと思いました。そして、ぼくはこういう歌詞の背景が深いとは思いつつ、歌の世界の彼女の気持ちや彼の気持ちに深く入り込むというよりは、そういう2人の展開を語っていくナレーターみたいな立ち位置で歌ってみたら、押しつけがましくないような歌にできるのかなと考えてみまして、先日、「セブンティーンリグレット」を歌ってみた音源をアップしてみました。この曲はセリフもサビ前にあるので、セリフのはめ方が難しいなと感じていました。声の調子もまだ完全には戻っていないので、ところどころ自分としては課題がある出来でしたが、ここでも華MEN組officialさんと華MEN組のメンバーの方からいいねを頂くだけではなく、華MEN組のファンの方の何人かの方から、ぼくの歌についての感想やお褒めの言葉を書いてくださったので、びっくりするとともにすごく嬉しかったです。ファンの方は歌手のことが大好きだと思いますから、変なのが歌っていると嫌われるのかなと心配しましたが、逆にめちゃめちゃ優しい言葉をかけて頂けたので、安心しました。ぼくももし実現ができるのならば、華MEN組の6人に向けて作られた曲を、1人で歌える方法が見つけられたら、人前でも歌ってみたいと思います。
ご本人様の歌唱が貼り付けできませんので、ぼくが歌ってみた音源を貼り付けておきます。
9日ぶりにカラオケで1時間歌えたので
— アウフヘーベン (@jtxyyKRZYef44Ge) 2024年10月2日
前も晒した4曲を録ってみました
1曲目は華MEN組さんのセブンティーンリグレットという曲です
歌詞の意味が深いなと思いながら歌っていますが
セリフのはめ方が難しいです🐢 pic.twitter.com/eX5ogf1Lem