DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

春の歌会

4月20日、ぼくはいつもお世話になっている、登戸のスナック藤さんで行われた春の歌会に参加させて頂きました。この歌会を主催されているボーカリストの紺野豊さんによると、「歌会とは、それぞれのメインの場所から少し階段を降りてみんな同じフロアで、歌が好きな者同士、気の合う仲間と歌を楽しみましょう♪というのがコンセプトのオフ会です」とのことです。

2021年にスナック藤のオフ会に参加したのがきっかけで、この歌会に声をかけて頂きましたが、ぼくはもともとヒトカラでカラオケを長年楽しんできましたし、カラオケ大会に出場するようになってからも大会以外での交流はしていませんでしたので、階段を降りてというよりは、むしろ階段を登って、皆さんとの場所に辿り着いている気持ちの方が強いです。

歌会のコンセプトがあるからだと思いますけど、参加している皆さんはもちろん歌は上手いんですけど、人としても優しい方ばかりなので、その中では優しくないと思うぼくは、自分の心に余裕のを持たないとなあと、グレープフルーツサワーを飲みながら、少し反省したりしています。

歌会は毎回、盛り上がる流れになってくるので、選曲もいつも歌っている曲だと盛り下がるので、その場の選曲の流れを見ながら、歌う曲を決めていく感じになります。1曲目はスタンドマイクを使った曲でとリクエストがあったので、米倉利紀さんの「きっとできないじっとしない」を歌唱。振付は程々に自重しました。2曲目もまだ1990年代の楽曲の流れがあったので、本当は5月のライブで歌う予定の曲を試そうかなと思いましたがやめて、TMネットワークの「Come On Everybody」を歌唱。小室さんの曲は長いから飽きたかなと思っていたら、「もう1曲小室さんの曲歌ってください」とのリクエスト。3曲目もTMネットワークの「RESISTANCE」を歌唱。なぜか受けがよくて、十八番ですか?と言われたものの、たぶん歌うのは20年ぶりくらいなので、昔歌っていた感覚の根強さを実感しました。

参加している方とのコラボは、ハイトーンボイスの持ち主にオーダーした「CITRUS」を、相手が花村さんパート、ぼくが大野さんパートで歌唱。1人でこの曲を歌ってみてもなかなかうまくいかないところを、2人で一緒に歌うと、いい感じで相互補完になっていくのがコラボのいいところで、普通なら出ない高音域もいつもよりは声が綺麗に出せました。その他にも、「もしかしてPART2」「OH MY LITTLE GIRL」「月の舟」「君に愛がとまらない」と何曲もコラボして頂けて、楽しかったです。

歌としては咄嗟に歌っているので、結構粗々な歌なんですけど、こういうのって一緒に歌を作っていきましょうっていう姿勢が大事なのかなと思います。歌えていないところもいい歌の味を出していくことが、聴く人にはいい感じで聴こえるのかなと思います。

とはいえ、やっぱり事前にどんな曲をコラボしたいかを取材して、事前に構成とか決めて臨んだ方が歌の満足度が高いことは言うまでもありません。

ぼくは事前に準備したいタイプなので、次回の歌会に向けて、1つの楽曲を相手の方と作り上げていくプロセスも含めて楽しんでいきたいと思います。