ぼくは聴いてみていいなと思ったら、とりあえず歌ってみよう！と思うタイプなので、カラオケで歌う曲も、演歌や歌謡曲に限らず、ジャニーズもポップスもロックもミュージカルも歌ってみます。
カラオケ大会の審査員の方や、大会でご一緒する方には、ぼくの歌唱については「演歌・歌謡曲向き」と言われることもあります。でも、すべての演歌や歌謡曲とぼくの歌声が相性がいいわけではありません。また、好きな歌手がいますけど、好きな歌手のすべての楽曲とぼくの歌声が相性がいいわけではありません。
どんな曲も歌ってみて、自分と波長が合うかどうか、見極めていくのかなと思います。最初から特定のジャンルを決めていくことはしないで、自分の声が楽曲に合っているかなと思ったら、しばらくは歌い続けてみるようにしています。
自分に合った歌を探すためということありますけど、それほど有名ではないアーティストの方の楽曲も割とチェックしています。YouTube動画で歌を聴いていると、全く知らないアーティストさんの楽曲が登場したりしますけど、ぼくの場合、スルーはしないで、まず1回聴いてみることが多いです。聴いてみて合わないと思う場合もありますけど、いい曲だなと心に刺さる場合もあると、ちょっと得した気分になります。そして、その曲がDAM★ともで歌えるのかをチェックしてみます。歌えない場合もありますけど、DAM★ともで歌えることがわかったら、もちろん喜んで歌って練習していきます。ぼく自身、メジャーな曲よりもマイナーな曲を好む傾向があるのですが、自分で見つけ出した曲を、他の方々にも知ってもらいたいという気持ちで、人前では歌うことが多いです。最近では小川たけるさんの「陽炎〜KAGEROW〜」ですが、カラオケ大会で入賞することができました。
一方、ぼくは楽曲の好き嫌い、それも食わず嫌いというか歌わず嫌いというのがあって、勝手に「この曲は高音域だから、ぼくには無理だし歌えない」と思っていた曲がありました。あるとき、歌う曲が思いつかなくて、食わず嫌いだった曲を時間潰しのつもりで歌いました。もちろんキーが高くて歌えません。もう1回、自分に合ったキーにして歌ってみたら、自分でも驚くくらい、楽曲が自分の歌に合っていました。この曲は林部智史さんの「晴れた日に、空を見上げて」という曲なのですが、その後カラオケ大会でも入賞することができました。
カラオケ大会の場合だと「勝てる曲」のような選曲をされる方もいるようですけど、ぼくの場合は、その楽曲をいい曲だと思えるし、好きな曲だと思えるし、その上で自分との相性や波長が合うか、今の自分に調子が合っているかで選曲をしていると思います。
歌う場所は別にカラオケ大会だけではなく、友人や知人の方とのカラオケもありますし、ライブでカラオケを使う場合もあったりします。
他の方と被らない選曲を、というのがありますけど、言い方を変えると、その場の自分に合った曲はなんだろうって考えてみて、思いついた曲を歌ってみると、ぼくの場合は割と外さずに済んだような気がします。
ライブの場合もですけど、他の演者さんと被らないようにしつつ、その日のその場の自分にできる歌ってなんだろうって考えてみて、曲目とか曲順とか決めるようにしています。
自己アピールも大切なんですけど、その前に自分らしく自分の思うように歌を歌う、そういう自分を見てもらうときの存在感もまた大切かなと思います。
