DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

カレンダー

ぼくにとって人前で歌うことは、カラオケ大会でも、歌のオフ会でも、友人とのカラオケでも、実はそれらの間に大きな差は気持的にはありません。自分の歌を聴いてもらうことに変わりはないし、他の方の歌を聴かせてもらうことにも変わりはないからです。

イベントの帰り道は、大体電車の中で、その日聴いた曲とかアーティストさんとかを振り返ります。その中で、自分が心に残ったアーティストさんをもうちょっと掘り下げてみます。

この間行った歌会の帰りに印象に残ったのは、川崎鷹也さんの曲でした。歌会で聴いたのは「サクラウサギ」という曲でした。


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今の季節にピッタリな感じで、切なくもほろ苦くもあるシーンが思い起こされるようないい曲だなと、歌声を聴きながら感じました。でも、ファルセットも使う所が多くて、歌うには難しいかなとも思えました。

川崎鷹也さんの曲でぼくが歌えるのは「魔法の絨毯」と「君の為のキミノウタ」の2曲だけ。3曲目を開拓したいという思いもあって、川崎さんの歌を何曲か聴いてみました。ぼくは川崎さんの声質が好きで、少しハスキーなところもあり、ベースは安定感のある中低音で、歌い方も加味してると思いましたけど、説得力あるなあと感じます。カバー曲もいい味を出されていて、「愛燦燦」も結構気に入っています。

さて、ぼくがいいなと思った1曲が「カレンダー」という曲でした。この作品は2021年12月15日に発売された、川崎さんの初のメジャーオリジナルアルバム「カレンダー」のリード曲として収録されました。「カレンダー」も、主人公のモデルは川崎さんの奥様のようで、時点としては「魔法の絨毯」と同じ頃だそうです。川崎さんのインタビューを読んだんですが、基本的に仕事とプライベートは分けないタイプとのことで、私生活も含めて、仕事も楽しんで生きようという考え方を持っておられるようです。それと、歌のコンセプトとして「当たり前と思っていることは、実は当たり前ではない」という考えが底流にあって、コロナの間もそれを強く感じたそうです。

また、川崎さんは高校3年の文化祭の時に初めて人前で歌ってみて、その時の感触が良かったので音楽学校へ進むことを決断しました。しかし、音楽学校へ入ってみて、周りの同級生たちに比べて、キャリアのなさに落ち込むこともあったそうです。それで川崎さんは「学校で1番になる」ことを目標に、放課後、バイトが終わった後は夜11時から朝7時までスタジオで練習して、2時間だけ寝て、学校へという生活スタイルを2年間続けたそうです。これってなかなかできることじゃないことですし、決意を現実に変えていく意思の強さを感じます。

さて、カレンダーのPVでは、コインランドリーでギターを弾いて歌っている川崎さんを、奥さんと子供が迎えに行くシーンて終わりますが、こういうご主人いたらカッコいいでしょうね。

 


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