DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

思い出さない夜はないだろう

12月に歌会でご一緒する方から、「この曲を歌ってもらえませんか。きっと合うと思うんですよね」と紹介された曲が、池田聡さんの「思い出さない夜はないだろう」という曲でした。

池田聡さんは1986年8月5日にシングル「モノクローム・ヴィーナス」でデビューした歌手の方で、ぼくは池田さんというと、この作品が大ヒットして、当時の人気音楽番組「ザ・ベストテン」にもよく出演されていた印象が強いです。歌われているのがシティ・ポップで、当時もかっこいいなあと思っていました。2021年にデビュー35周年を迎え、コロナの影響もあり、今年2022年7月に35周年ツアーを完結されたとのことです。

「思い出さない夜はないだろう」は1994年2月2日に池田さんの13枚目のシングルとして発売されました。1994年1月〜3月に日本テレビで放送されたドラマ「そのうち、結婚する君へ」の主題歌になりました。ドラマの主演は藤谷美和子さんでしたが、挿入歌が「愛が生まれた日」でした。

ぼくはカラオケで池田さんの曲を歌ったことはなぜかありませんでした。この作品を聴いてみて、1990年代のサウンド感を思い出してみて、DAM★ともで初めて歌ってみたら、意外に相性が良かったです。そのことを紹介してくれた方に話したら、「いつもアウフヘーベンさんの歌唱をしっかり聴いているので、その歌のフォームも覚えていたので、この曲は合うだろうと思っていました」とコメントを頂きました。

ぼくは歌うのは好きですから、人前で歌うときは大会でも遊びでも最大限の全力で歌います。でも歌い終わればそれっきりという感じなので、そういう歌を聴いてくれた人の方がぼくより覚えてくれているのは嬉しいです。歌のフォームっていう言葉は初めて聴きましたけど、研究されるほどの実力は持ってません。でも、こういう感じで歌ってみようかなというカタチのイメージは持っていると思います。

でも、相性いいかなと思って練習してみると、意外に点数が伸びていかないんです。池田さんの原曲を何回も聴いて見ると、歌い方がさりげないし、軽いタッチでした。1コーラスの構成が、サビ→Aメロ→Aメロ→Bメロ→サビなんですけど、ぼくはサビのときに声を張ってしまう感じになってしまいますけど、この作品の全体のトーンとしては、サビの多少の張りはいいとしても、モノトーンな雰囲気ともう少し融合させたいと思いました。フルコーラスで歌う予定なんですけど、同じメロディーが続くと聴く感覚としてどうしても飽きてくるんですけど、そうならないようにするために、歌詞の言葉をハッキリと歌って、歌のシーンに思いを巡らせてもらえたらいいなと思います。

歌会まであと1週間。そういうところに気を配りながら「思い出さない夜はないだろう」みたいな主人公の思いを伝えたいです。ぼくは2番の歌詞が好きです。

ご本人様の動画はYouTubeでご覧頂きたいです。