ぼくは歌うことが好きだからなのかもしれませんが、1人でカラオケに行くようになってから、心も体もリラックスできるようになりました。大きな声で歌える環境だと、ストレス発散にもなっている感じがします。
それと、カラオケ大会で歌を発表するようになってから、大会に向けて体調を整えていくことに気を使うようになりましたので、風邪をひかないようになりました。ぼくの場合は歌うことによって、心も体も健康を維持しているように思います。カラオケ屋さんに行くと「歌って元気出していこう!」みたいなキャッチコピーを目にしますけど、あれって本当だなって思います。
さて4月9日、ぼくは4回目のボイストレーニングに行ってきました。ぼく自身はこれまで特に先生のレッスンを受けたこともなくて、自分で試行錯誤しながら歌い方を考えてきて、それなりに大会で入賞することもあったりしますので、やっていることはそれほど間違っていないと感じています。一方で、他人から見た自分の現状や課題を知ることも大切だと思いますし、自分の心の中で沸々としている謎を解きたいと思っていたので、体験ボイトレから継続して通うことにしました。ボイトレに通う理由として、「歌が上手くなりたい」ことを目標にしている方が多いと思います。ぼくの場合は、歌唱力アップよりは、「無理せずに声を出したい」とか「声域を1音でも広くして、色々な曲を歌いたい」なんです。そのために、自分の体の部位の現状を知っていく、謎を解いていくための時間を頂いているのが、ぼくの場合のボイトレ時間です。これって、歌の健康診断みたいだなと自分では思っています。
ぼくは高音域になると、無理矢理その音を地声で出そうとするため、顎を上げて声の大きさとか圧力とかで出しています。その状態でも音は出せてますし歌えてはいるんですけど、自分の歌唱動画を見ていると、歌っている様が直せないのかなとか、気に入らないんです。そういう無理な態勢で歌うよりも、余裕をもった体の使い方でゆとりのある声を出したいなあと思うんです。
自分でも感じていますけど、首とか顎とか舌とか、とにかく固いんですよね。そんなに硬直している体なのに、柔らかく歌を歌えているのもまた謎ではありますけど、柔らかくするにはマッサージでもするしかない!と、顔の回りをクルクルしたり、舌を口の中でクルクル回したり、首の回りをマッサージしたりしています。その後に声を出してみると、声が無理なく出しやすいんです。仕事をしすぎて頭痛や肩こりを起こす自分にとっては、マッサージすることで筋肉の柔らかさが保てて、気分も悪くならないし、ボイトレのためにやっていることなんですけど、健康のためにもいいことだなと感じました。
自分の声の謎解きのためのキーワードは、今までにも多くの方からヒントとなる言葉を頂いていました。その言葉と言葉の繋がりに最近やっと気づけたところがありました。プルの歌い方だけでは限界があるのは当たり前なので、その歌い方に幅を持たせていけたらいいなと思います。