2023年3月18日、ぼくはスナック藤さんでの「春の歌会」に参加してきました。ちょうど1年前にスナック藤さん主催のオフ会に参加したのがきっかけで、2022年6月に歌会のお誘いを頂きました。大体季節毎に行っているので、今日が4回目の参加でした。
集まっている皆さんはどなたも歌の上手い方なので、お店で歌うことには慣れていてもやっぱり緊張します。それと、歌をしっかりと聴いてくれるのは嬉しいですが、その分ミスしたところもわかってしまいます。歌を聞く方ってある意味正直というか、歌が上手く歌えた時にはしっかり拍手とかコメントとか頂けますけど、今一歩な出来の歌だと、拍手も形だけというか、割とシビアな結果を、歌う側のぼくとしては感じるところが大きいです。
1曲目に歌ったのは、川崎麻世さんの「暗くなるまで待って」という曲でした。
ぼくはジャニーズ曲が大好きで、結構レアな曲も好きなので動画を探索していたらこの曲に辿り着きました。川崎さんは当時のNHKの人気アイドル番組「レッツゴーヤング」に出演していました。当時高校生くらいの川崎さんは歌う姿もかっこいいと思いました。ただ当時のジャニーズ事務所は人気アイドルがいない冬の時代で、川崎さんも時代が違えばもっと売れたのかなと思います。こういう曲を発掘したかったので、当時の川崎さんの気持ちになって歌ってみたら上手く歌えました。聴いていた皆さんは原曲を知らないので、「これ、持ち歌ですか」と言われてしまいました。
今日のスナック藤は、夜の部で中井亮さんという演歌歌手デビューを目指している方のイベントがあるのですが、昼の部の春の歌会にも途中から来て頂けました。最初に北島三郎さんの「与作」を歌われたのですが本当に上手すぎる歌唱でした。参加の皆さんと中井さんが一緒に歌って頂けるということになり、ぼくは急に思いついて、北島三郎さんがお好きなら、鳥羽一郎さんの「兄弟船」ならご存知かもとお聞きしたら、中井さんから「OK」のお返事!
鳥羽さんの歌は何回も聴いたことがありましたが、「兄弟船」をカラオケで歌ったことはありませんでした。イメージどおり歌えば何とかなるはずと思い歌ってみたら、思った以上に上手く歌えました。いつもポップスを歌っているときの歌い方とは違いますので、結構泥くさい歌い方にして、こぶしも演歌っぽく回してみたのが良かったです。1番をぼくが、2番を中井さんが、3番を2人で歌うことになりました。1番を終えたところで中井さんから「お上手ですね」とお褒めの言葉を頂けました。
参加する方は毎回、違ったいろいろなジャンルの曲を歌ってくれるので、新しい曲も覚えることができて勉強になります。それと、3ヶ月毎に歌を聴くと、皆さん毎回上手くなっていると感じています。選曲にしても、常に新境地を開拓しようという姿勢が感じられて、歌に対して真摯な姿勢だと思います。ぼくはそこまで真摯にはなりきれていませんけど、こういう会に参加することで多くの刺激を受けます。今日も刺激を持ち帰って、振り返りをしていて、明日以降の自分の歌に活かしていこうと思います。