DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

冬物語

12月に「想い出ソング」をテーマにしたオンラインカラオケ大会の募集があったので参加しました。カラオケ大会に出始めた頃に歌っていた曲をJOYSOUNDの「うたスキ動画」で動画を収録して主催者に提出しました。「うたスキ動画」には「コメント」欄があるので、オンラインカラオケ大会の参加者は他の参加者の歌を聴いた感想を「コメント」欄に書いていました。

ぼくの歌にも他の参加者の方々からコメントが入ってきました。書かれた内容はぼくの歌をすごく褒めてくれる内容ばかりでした。「書いている内容のとおりなら優勝になってしまうじゃん」と疑いながらも、面と向かって褒めてもらえることもなかなかないので、素直に嬉しかったです。ぼくも他の参加者の歌を全員聴いて、良かったと思うことをコメントしました。

優勝はともかく入賞できるかもしれないと思っていたら、結果は落選でした。審査の先生の寸評は、別の観点で指摘をいくつも書いて頂いていました。歌って奥が深いなと思いながらも、入賞した方の歌と比べて、ぼくへの審査基準は厳しかったのかなとも思いました。参加者の投票で印象が残った歌を選ぶ所でも票は入りませんでした。頂いた褒め言葉のコメントは幻だったのかもと思うと、心が空しくなりました。ぼくは参加者全員の歌に書いた自分のコメントをすべて削除しました。

落選の翌日も何を信じたらいいのかなと思って、Twitterで歌について厳しめなツイートをされるボーカルトレーナーの方が、「忖度のない歌唱評価をするから、自分の歌を送ってください」と書いていたので、ボコボコなダメ出しが来るのを覚悟で、今回の動画を送りました。返ってきた感想は「素晴らしいです。1つだけ、口の開け閉めを意識して歌ってみてください」と意外なものでした。その先生はぼくの他の質問にも親切に教えて頂きました。すごくありがたかったです。

何か試して見たくて仕方がなかったので、優勝した方が歌った、三代目JSBの「冬物語」の動画を見ました。歌われた2人はぼくも知っている上手い方で、ソロもハーモニーも完璧な歌唱で、ぼくも印象に残った歌で投票しました。こういう曲を歌えるようにならないと、自分が成長できないと思って、カラオケに行ってさっそく1コーラスだけ試してみました。メロディーは動画の耳コピでしたけど、1コーラスで89点にはなったので、ツイートに歌った音声動画をこっそりつけました。そうしたら優勝したご本人がぼくに連絡してきてくれて、ぼくの冬物語も「練習したら化けますよ」と優しい言葉でいくつかアドバイスをしてもらえました。

自分の歌を誰かに見てもらうのは勇気がいりますけど、歌を聴いてもらえて、話もしていく中で、次第に前向きな気持ちが戻ってきました。

次の日は「冬物語」をフルコーラスで歌ってみました。三代目JSBの動画を何回も聴きましたけど、やっぱり歌って試さないと聴いたこととのギャップがつかめません。前日よりはそのギャップが少し少なくなった感じがしました。

さらに次の日。現時点を録音しておきたいと思って、今市さんパートと登坂さんパートをセルフコラボで初めて歌ってみて、DAM★録音に申請しました。

冬物語」を歌い始めてまだ3日目。自分の音域と比べると原曲キーが高すぎるので、サビはほぼ裏声ですけど、まずは楽曲の雰囲気を確かめたかったし、優勝した2人とのギャップも確かめたかったので、原曲キーで自分の強みも弱みも晒そうと思いました。歌としては全然ダメでも、3日で今のレベルまで辿り着けただけでもぼくは嬉しかった。何を信じていいのかわからなくなった3日前に比べれば、前向きに歌を頑張れる気持ちに戻れました。

2024年も自分の歌の成長を実現しようと思います。