今日はカラオケ大会で歌う曲を決めるつもりで、カラオケ屋さんに行くまでの道すがら、候補に入れている曲を順番に聴いていました。聴く曲は手動でその都度選んでいるんですが、手動で選ばない時があって、自動的に選ばれて聴いてしまったのが、松原健之さんの「雪明かりの駅」という曲でした。1曲を細かく聴いてた流れでこの曲も同じように聴いていたら、「この曲いい曲だな」と思って、その後も何回か繰り返し聴いてしまいました。
この作品は2015年1月21日に松原さんの15枚目のシングルとして発売されました。作詞は五木寛之さん、作曲は藤澤ノリマサさん、編曲は長谷川智樹さんです。このシングルは松原さんが2005年にデビューして10周年ということで、カップリング曲にはデビュー曲の「金沢望郷歌」の10周年バージョンが収録されています。五木寛之さんは松原さんを見出した恩人でもあり、松原さんの芸名の「之」は五木さんから頂いたものだそうです。藤澤ノリマサさんは歌手の方で、2008年に「ダッタン人の踊り」でデビューされ、クラシックをモチーフにした作品を発表されているというのがぼくの印象でした。ポップオペラというそうです。長谷川智樹さんは作曲家・編曲家の方で、映画音楽やテレビ番組「ためしてガッテン」や「さんまのスーパーからくりTV」の音楽も作られています。
カラオケ屋さんに着いて、声出しも兼ねて「雪明かりの駅」を歌ってみました。作品自体は、歌詞は好きだった2人が雪明かりの駅で、新天地へ旅立つ女性を見送る男性の心情を描いています。メロディーも丁寧に歌詞の場面が伝わるような音の運びかたになっていました。冒頭の「好きだよと きみの手のひらに 指文字で書いてみる 雪明かりの駅」だけでも、人気のない駅に2人だけで駅に佇む情景が、歌いながら思い浮かべていました。いきなり歌ってみたので、細かい音程はまだ取れてませんけど、95点は取れたので、相性はいい方の曲だと思いました。サビの高音が裏声になってしまうので、裏声を安定させるか、キーを下げるか、いい感じと思える方を選びたいと思います。