DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

愛しさの降る街で

ぼくが3月27日に参加した「唄い処 スナック藤」のオフ会で初めてお会いしたのが、ボーカリストの紺野豊さんでした。

紺野さんは自分のツイートにスナック藤がよく「いいね」を付けてくれるので気になって、知り合いの方と一緒に昨年の5月に初めてスナック藤に来店したそうです。その時の雰囲気が気に入って、その後も何回か来店されたそうです。

紺野さんのホームページを拝見すると、これまでにシングル2枚、アルバム1枚を発売され、ご自身のYouTubeチャンネルでも定期的に新曲を発表されたり、ライブ活動をされていらっしゃいます。どういう曲を歌われているのかなと思って初めて聴いた曲が「愛しさの降る街で」という曲でした。2021年12月3日にYouTubeで公開された作品で、作詞は紺野さん、作曲と編曲はICHIDAIさんです。

ICHIDAIさんは2004年から着メロ制作やバンドなどを始め、2015年まではkanegon名義で、2016年からはICHIDAI名義で、楽器演奏・プログラミングからレコーディング・ミキシング等のエンジニア作業までを担当されています。紺野さんのアルバム「MEMORY」でも全曲の作曲・編曲をされています。

「愛しさの降る街で」を聴いた時に、ポップでキャッチーなメロディーを久しぶりに聴いた感じがしたのと、クリスマスソングがテーマになっているんですが、クリスマスのイルミネーションに飾られた12月の街並みが目に浮かぶ感じがしました。

それで、自分でも歌ってみたいと思って、紺野さんにオフボーカルがあるのかを問い合わせてみたところ、すぐにインスト音源をICHIDAIさんが作ってくださったみたいで、YouTubeの概要欄にアップして頂けました。

さっそく音源に合わせて歌ってみようとしたら、最初はメロディーが凝っているところが掴めなくてなかなか合いませんでした。紺野さんご本人の歌を何度も繰り返して聴いて、掴めたフレーズから順に固めていって、作品のイメージを壊さないようにして自分の歌を録音しました。

実は自分の歌をカラオケ屋さんの機器で録音したことはあっても、自分の機器で録音するのは2回目でした。そろそろデジタルオーディオ機器を買わなきゃとは思ってますが、今回はiPadにイヤホンマイクを付けて歌ったものを録音して、iMovieにしたものをビデオに書き出しました。

インスト音源を作ってもらった紺野さんに最初に聴いてもらおうと音源ファイルをお送りしたところ、すぐに聴いてくださって、嬉しい感想を頂きました。作品の雰囲気は出せてたようでホッとしました。

どんな作品でも、作詞家は言葉の1つ1つを大事にしてますし、作曲家はメロディーの構成を大事にしてますし、編曲家は作品の世界を表現するために工夫を凝らしています。そこに歌を加えることで作品がより可視化され、具現化されるわけですから、歌い手は作り手の言葉もメロディーもアレンジも疎かにはできないとぼくは思ってしまいます。人様の大事な作品をカバーするときも、大切に歌わないといけないと思いましたし、精神を集中させるからこそ音楽も引き締まるのだと思います。


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