DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

こころ万華鏡

ぼくがカラオケでよく歌うアーティストの1人である山内惠介さん。2015年に発売された「スポットライト」という曲から、山内さんの曲をカラオケで歌うようになりました。歌っていると映える曲が多いという印象があって、「愛が信じられないなら」とか「唇スカーレット」を歌うと、聴く方も乗ってくれるので割と盛り上がりやすくて、いつも地味な曲を歌っているぼくにとっては重宝しています。

そんな山内惠介さんの最新曲が、2023年3月1日に発売された「こころ万華鏡」という曲です。


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このMVを初めて見たとき、山内さんの艶やかな衣装もさることながら、バックダンサーさんの振り付けもいいな!と思いつつ、メロディーを聴いていて「これ、演歌じゃないじゃん」って思いました。どこかのゲーム音楽のような感じもしました。でもベースとなるのは和モダンのテイストだなと思いました。

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和モダンとは、古来からつたわる和風デザインと、洋風に近い現代的でスタイリッシュなテイストを融合させたデザインのことです。
インテリアとかファッションの言葉ですけど、ぼくもホテルに泊まるときに、和風テイストの障子とか壁でまとまったお部屋に、スタイリッシュな洋机やベッドやソファーが置いてあると、和と洋が融合されている感じで落ち着きます。そういう感じで、「こころ万華鏡」も和モダンな感じが面白いなと思って歌ってみたいと思いました。作詞は松井五郎さんで、「さらせ冬の嵐」や「唇スカーレット」など、山内さんの作品を提供されています。作曲と編曲は村松崇継さんです。実は作曲が山内さんの師匠である水森英夫さんではないシングル曲は、今回が初めてとなります。村松さんはピアニストの方ですけど、音楽プロデューサーもされていて、日本アカデミー賞で今まで3回の優秀音楽賞を受賞されています。また、ポピュラーの分野でも、竹内まりやさんの「いのちの歌」の作曲と編曲とピアノ演奏をされました。山内さんに村松さんの音楽が合うんじゃないかとディレクターの方が前々から言っていたそうで、今回の作品が実現したそうです。人の縁って大事だなって思います。
ぼくも歌ってみたいけど、自分に合うのかなって不安もあったので、1コーラス歌った音源をTwitterに出して聴いてもらったんです。そうしたら、歌仲間の方が「この曲でアゲアゲソングのカラオケ大会行けるんじゃないですか」と思わぬ一言を言ってくださったんです。「アゲアゲソング」は心が盛り上がる曲のこと、だそうです。ぼくがよく歌う曲って、手拍子をしてもらえる曲というのがなくて、スローテンポでもハイテンポでも聴いてもらうタイプの曲なんです。「こころ万華鏡」は確かに盛り上がる曲だけど、カラオケ大会で歌うのはどうかなあ…って考えましたけど、苦手なことにチャレンジしようと決めて、オンラインのカラオケ大会にエントリーしました。
エントリーしたのはいいものの、いざフルコーラスで歌ってみると、音の高低差は激しいし、リズムは早いし、思った以上に難曲で、歌い始めた最初は採点でも90点がなかなか取れませんでした。何をてかがりにしようかと思い参考にしたのが、演歌男子Shinさんの動画と、「こころ万華鏡」の山内さんへのインタビュー記事でした。
山内さんのインタビュー記事を読んでいたなかで、松井さんが作詞に込めた「混乱の時代への応援歌」という言葉と、山内さんへのメッセージで「いつも君のことを歌の中で見守っていますよ」という言葉が印象に残りました。サビの始まりの歌詞が「いのちまっすぐ生きてみろ」とあるんですが、山内さんもこの作品から自分の歌手人生を「第3章」と位置付けていて、歌で聴く皆さんを応援したいと決意を語られていました。
ぼく自身は、いろいろなことに心も体も翻弄されることが多い世の中だけど、自分が大切にしているものとか、守るべきものとか、自分を貫いて生きていこうというメッセージの曲なんだろうと理解してみました。歌の中にあるエッセンスを感じ取れるようになったら、採点も97点までは取れるようになりました。以前として低音が続くメロディーは明確に歌えてないし、まだまだとは思いますけど、この3週間ぐらいで叩き込んだら一応歌えるようにはなれたので、それが嬉しかったです。たまには自分の動画を貼ってみます。