DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

プロレベル認定

7月3日、ぼくは日本歌手協会が主催する「プロレベル認定歌手オーディション」の二次審査に行ってきました。

「プロレベル認定歌手オーディション」はDAM★とものホームページでも定期的に告知があるので、よく目にしていました。一次審査はDAM★ともで録音した音源をCDにプレスして歌手協会に郵送します。ぼくが一次審査の音源を送ったのは2019年の秋頃だったと思います。松原健之さんの「歌の旅びと」という曲を歌って録音しました。プロの歌手が審査するから厳しいんだろうなと思っていたら、一次審査に合格して、お褒めのコメントも頂けました。二次審査は渋谷のシダックスホールと聞いて、またホールで歌えるという嬉しさが湧きました。2019年12月の二次審査は予定があったので応募せず、2020年3月の二次審査に応募しました。当日の1週間前、コロナ感染の影響で、歌手協会の方から中止の連絡の電話があり、すごく残念に思ったことを今でも覚えています。

6月の中旬、突然、歌手協会から二次審査を急きょ実施するとの連絡がありました。実施するならとすぐに応募しました。会場は歌手協会の正会員の方のお店で行われました。宇佐元恭一さんの「雨ニモマケズ」という曲を歌いました。お店の中でアクリルパーテーションが細かく仕切られた中で、ぼくは目の前にいる3人のプロの歌手の方の審査を受けました。歌い終わって、歌手協会の理事である民謡歌手の原田直之さんから「メリハリがあって歌い込んでいる」とお褒めの言葉を頂いたところで、理事長である歌手の合田道人さんから「歌詞の最後は「そういうものにわたしはなりたい」だっけ」と聞かれ、ぼくが「「なりたい」です」と答えると、合田さんが「「い」が聞こえなかったんだよね」と言われました。そこに続けて会長である歌手の田辺靖雄さんも「そう、ぼくも「い」が聞こえなかった。惜しいよね」と言われたので、ぼくは思わず「すみません」と謝ってしまいました。合田さんが「でもね、後はとっても良かったです。だから「い」が惜しいなって」と言われ、田辺さんも「とっても良かったです」と言われました。出番が終わって、ぼくは会場を後にしましたが、指摘を受けたところは今までのカラオケ大会では全く指摘を受けなかったところで、自分でも特に気にしたことがない箇所でした。それだけに、プロの歌手って見逃さないなあと改めて感心しましたし、フレーズの語尾の処理って、自分はできているつもりでいたけど、本当にできているかを確認しないといけなかったなあと、駅のホームで水を飲みながら反省しました。

数日後、歌手協会から二次審査の合格通知が届き、「プロレベル歌手認定証」が同封されていました。合格できたのは運も味方してくれたと思いました。これでプロの歌手になったわけでもありませんけど、カラオケ大会に出るようになって、歌の練習をいっぱいするようになって3年経ち、成長できたと確信を持てたことが何よりも嬉しかったです。