DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

華MEN組クリスマスショーケース2024(その1)

12月23日月曜日、ぼくは東京都葛飾区の亀有リリオホールで行われた「華MEN組クリスマスショーケース2024」の観覧に行ってきました。

華MEN組は今年5月22日にキングレコードからメジャーデビューした男性6人組の歌謡アイドルグループです。6人組と書きましたが、6月から体調不良のため活動休止をしていた山口晃生(コウキ)さんが12月18日で脱退となりました。華MEN組のメンバーはデビュー前もそれぞれの芸能活動の経歴があり、山口さんも俳優の活動をされている中で華MEN組のメンバーとなりました。楽曲の中でも要所のパートでしっかりした歌唱やセリフやダンスをしていたのは感じていたので、12月23日のステージで姿を見せてくれると期待していただけに、個人的には残念でした。脱退発表後に山口さんがInstagramで報告を書いているのを読みましたが、文面からも彼の誠実な人柄を感じました。今は心身共に健康とのことなので、ソロのアーティストとして、活躍する姿がみられることを期待しています。

ということで、華MEN組は石綿宏司(コウジ)さん、勝村友紀(ユウキ)さん、内田結稀(ユッキー)さん、橋口巧(タクミ)さん、一戸大輝(ダイキ)さんの5人での新体制となりました。ホールでのワンマンライブは初めてということで、彼らも7月に開催を発表してから、この日の演目をあれこれと考えていたようでした。そして、リリオホールの収容人数は612席ということで、1人でも多くのお客さんに来場してもらうため、亀有駅北千住駅不定期でビラ配りをしていました。メンバーの中にはビラ配りをすることが初めてという方もいました。

自分たちのことを知ってもらいたい、自分たちのライブに来てもらいたい、ではどうやって宣伝し、告知していったらいいのか、実数を積み上げていくのかって、結構難しいことだと思います。例えば、SNS全盛の今であっても、選挙活動では、実際に有権者の人たちとどれだけ握手したかで、得票の勝敗も影響されるという話を聞いたことがあります。自分の仕事でも日頃は電話とかメールでやり取りしている方と、直接お会いして話をすると、対面でお話ができてよかったと思うことが多いですし、その後のやりとりもスムーズになることが多いと思います。華MEN組のことを知って、自ら応援に来る人は、この日も来ていました。さらに多くの方に知ってもらおうと思うのなら、彼らを知らない初見の人たちに、いかに多く来てもらえるかが、ファンを拡大していく鍵なんだろうと思いました。

メジャーデビューしたからといって、大きな事務所でのプロモーション戦略がないのであれば、自分の宣伝は自分で考えて行動するのが今は普通なのかなと思います。果たして今日はどのくらいのお客さんが入るのだろうか。ぼくはホールの前から2列目の一番右の席から様子を見ていました。すると後方の席も次第に人で埋まっていって、公式には500人との発表がありましたが、ほぼ席が埋まっている感じでした。ステージが始まる直前、暗くなった客席にペンライトが数多く振られている景色を見て、ぼくは事務所の人でもなく、レコード会社の人でもなく、彼らの楽曲が好きでカラオケで歌っているだけの十分いい大人ですけど、感慨深いものがありました。正直嬉しかったです。ステージに立って、幕が薄いからその光景を見ていた華MEN組のメンバーもきっと嬉しかったと思います。この後のことは追って書きます。