ぼくも1年前から、ライブハウスで歌わせて頂けるようになったのがきっかけで、アーティストさんのライブを見に行く機会が増えました。11月10日、今日は、小田急多摩線永山駅前にある温泉施設「竹取の湯」に行きまして、歌謡アイドルグループの華MEN組さんのライブを見に行ってきました。
過去のブログでも書いていますが、ぼくが華MEN組さんを知ったのは、彼らのデビュー曲の作詞家である松井五郎さんの他の曲を聴いていたなかで、デビュー曲「華やかに抱きしめて」に出会ったのがきっかけでした。すごくいい曲だなと思って歌ってみたかったんですが、その時はまだカラオケが配信されていなかったので、アカペラで歌ったのをTwitterに晒しました。そうしたら、華MEN組のメンバーの方がいいねを付けてくださったんです。その後、カラオケで配信されたので、オンラインのカラオケ大会で「華やかに抱きしめて」を歌って応募してみました。カラオケキングでは1コーラスの動画を出して入賞することができ、TKGオンラインではフルコーラスの2コラボ動画を出してみたら、思わぬ準優勝を頂くことができました。
華MEN組のメンバーのTwitterでの書き込みとか、YouTubeのライブでのトークを見ていると、話し方とか受け応えがどのメンバーもしっかりとしていると感じました。芸能の世界は礼節が大事なところなんだろうと思っていますし、一見ちゃらいように見える世界ですが、ちゃらいだけでは生きていかれない世界だと思います。彼らが華MEN組のメンバーに選ばれたのは歌やダンスが上手いのは勿論として、対人関係での受け応えができていたからと思います。
そういう彼らの生のパフォーマンスを見たいと思っていました。なかなか日程の調整がつかなくて、やっと今日、ご本人様に会えることができました。ぼくは温泉施設ってほとんど行ったことがなくて、今日もどんな格好で行こうか考えたあげく、一番似つかわしくないジャケット姿で行きました。受付で入館手続きをすると、温泉セットのバッグを渡され、そのまま2Fに上がると、お食事処の宴会場がライブ会場のようでした。テーブル席を確保して、カレーライスとアイスコーヒーを注文して、まずはお昼ご飯を食べました。それから、彼らのCDを買うと、後で彼らと写真が撮れるとのことでした。
13:00になって、彼らのステージが始まりました。「陽気なピエロ」を歌って踊っている彼らは、YouTubeやテレビでの姿よりもかっこよくて、歌唱力も高くて、ダンスにもキレがありました。やっぱりプロの歌手なんだなと思いました。5月にデビューしてから半年が経って、彼らも心の余裕ができてきたように感じました。「瑠璃色の地球」ではコンビネーションの上手さを感じ、加山雄三さんメドレーや「明日があるさ」では、客席を回って1人1人に握手をして挨拶をしていたのですが、皆さん柔らかな表情をされていました。ぼくの所にはメンバーの5人が全員回ってきたのですが、今日のお客さんの中にぼくがいることは知っていた感じで、「ありがとうございます」って皆さんが言ってくれたので、なんか気づかれているのかなとは思っていました。ステージからもお客さんの様子をよく見ているのも印象的でした。「華やかに抱きしめて」もテレビで見たときより俄然良かったですし、「セブンティーズリグレット」も振付の全体がわかって良かったです。最後に「陽気なピエロ」で盛り上がりましたが、この間、自分で歌詞を口ずさんでみて、ほぼ覚えていたのが嬉しかったです。
ステージ終了後、CDを買った人の特典会ということで、華MEN組の皆さんと写真を撮ることになりましたが、行った瞬間、彼らから「やっとお会いすることができましたね」と言われて、こっちがびっくりしました。「ぼく、アウフヘーベンです。ご存知でしたか」というと「もちろんみんな知ってますよ」と言ってくださいました。目の前にキラキラしたイケメン5人に囲まれると、さすがに緊張しましたし、5人全員とお話できる余裕はありませんでしたが、オンラインのカラオケ大会で準優勝したことや、今はセブンティーズリグレットが好きだとか、話せました。リーダーの石綿さんからも「実際にいらっしゃるのかなと思いましたけど、お会いできて嬉しいです」と言われました。ぼくは基本、オンラインのカラオケ大会以外は顔出ししていないので、こういうやりとりはまあまああったりします。亀有のビラ配りも会いそびれた話もそういえばしました。
その後は、華MEN組のファンの方、「ハービー」というそうですが、その何人かの方とはTwitterで交流していたので、温泉施設内のカラオケルームで2時間、歌って楽しい時間を過ごすことができました。
あっという間の4時間でしたが、ライブもカラオケも本当に楽しかったです。ぼくも自分がライブハウスで歌うとき、楽しく過ごそうっていう気持ちをどこかに持って歌うようにしたいなって思いました。やっぱり、カラオケ大会で歌うことに慣れていると、どうしても競うための歌になってしまっているのかなって。確かに歌は上手いのかもしれないけど、それだけじゃつまらないと思いますし、上手さ以外のプラスアルファが今のぼくに求められているのはわかっているので、聴いている方に楽しくなってもらえる歌を歌いたいと思いました。