DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

カラオケを一歩超えた歌をめざそう

2024年の自分の出来事を振り返ると、時間の合間を見つけて、いろいろな経験ができた1年になりました。

1つめは、体験で始めたボイストレーニングに結局月1回、1年通い続けたことです。1年経って喉仏が以前よりも動くようになったようだし、無理なく声を出せるようになったのはうっすらと感じ取れていましたので、本当に地味な変化ですけど、嬉しかったです。カラオケ大会でも審査員の先生の寸評を頂きますが、発声について1年前よりも評価が上がったとか、発声について指摘を受けていたのがお褒めの言葉を頂けるようになったとか、成長を感じられたのは良かったです。

2つめは、シンガーソングライターの方のライブや歌手の方のキャンペーンを見るようになったことです。2023年にライブハウスで歌ってみようと思って出演するようになってから、生歌や生演奏を見に行って体感してみようと思ったんです。Twitterでフォローしているシンガーソングライターさん、ボーカリストさんでは、ホソヤさん、シトロンチューンさん、ぬまのカズシさん、森一馬さんのライブを観覧しました。ぼくが日頃接しているカラオケ大会の歌い手さんとは違った、シンガーとしての存在感の強さとか、キャラクターの表現力の出し方とか、刺激を受けたり、学ぶことが多かったです。

歌手の方のライブやキャンペーンも拝見しました。こちらもTwitterでフォローしている歌手の方で、笛吹もも香さん、小川たけるさん、岡本幸太さん、華MEN組さんのステージを観覧しました。演歌・歌謡曲系の歌手の方ですけど、お客さんへの接し方で、歌っている中で一回は全員に握手して周る活動をするのが印象的でしたし、歌手の方を熱心に応援する皆さんが何人もいらっしゃるのも特徴があると思いました。ぼくはカラオケで歌手の方の曲を歌ってみて、ご本人様にも聴いて頂ける機会がありましたので、それでお見知り頂けたところですが、生歌やパフォーマンスを見て、プロならではの技量とか見せ方とか、見て感じて学ぶことが多いのはいうまでもありません。

3つめは、ライブハウスへの出演を、5月と11月の2回、続けることができたことです。ぼくはIwoo NOGATAさんのライブに出させて頂く中で、回を重ねていく中で、時間の使い方とか空間の間合いとか徐々に慣れてきて、11月のライブでは、気持ちに迷いがなく、ストレートに歌えるようになったのが、自分でも良かったなあと感じています。

4つめは、オンラインカラオケ大会で、参加者の皆さまからも評価を頂けるようになったことです。入賞はするものの、参加者から印象に残った歌として票を頂けることはほとんどなかったのですが、2024年はTKGオンライン大会で出場した2回とも、入賞に加えて、参加者からの得票も10位以内で頂くことができました。

カラオケ大会はオンライン大会では準優勝を頂いたり、リアル大会も日本大衆音楽祭に出場できたり、いいこともありましたが、入賞を逃した大会もありました。いわゆるカラオケ大会での勝ち方みたいなものはあるんだろうとは思いますが、ぼくはそういう傾向と対策で勝利をめざすための歌を歌ってはいません。自分が考えて答えを出してみた歌を発表して、それがどう評価されるかは審査の先生に委ねます。そういうやり方でも日本大衆音楽祭で入賞できましたので、方向としては間違ってはいないのかなと感じています。そのカラオケ大会も参加者の全員がレベルアップしているから、僅差、紙一重で入賞の合否も分かれます。歌が上手いだけでは差がつかないので、見せ方の一つとして振付を入れて表現するとか、歌い方をレベルアップする必要があります。そうなると、プロの歌手や、シンガーソングライターやボーカリストの方々が備えている、歌の表現力を少しでも身につける必要があります。結局、印象に残る歌い手としての存在感を高めようと思いますし、カラオケで上手く歌えればいいという歌を一歩超えた、プロの見習いになれる歌を目指していこうというのが、2025年の計になりました。結構地味な目標ですけど、地道に一歩一歩進めていきます。