11月15日、ぼくは東京都中野区の野方駅前にある、ライブハウス「Iwoo NOGATA(あいうーのがた)」の企画ライブ「Woo Song」に参加して歌ってきました。
ボーカリストやシンガーソングライターの方と交流するようになってから、カラオケ大会での歌い方とは違った、ライブでのステージングを身に付けたいと思い始めました。どこのライブハウスがいいかなと探していたときに、カラオケでもステージに立って歌えるということで、Iwoo NOGATAさんに申し込むことになりました。昨年11月にテスト飛行ライブを試して、本番ライブは昨年12月、5月に続き、今日が3回目でした。
今までのライブを振り返って、課題と思うことはいくつかありました。ステージで歌っていると喉が渇いてきます。カラオケの部屋だとそんなことはないのですが。まずうまく給水できることが第一でした。歌そのものも、喉の渇きの影響があるのか、場慣れが足りないのか、高音が出にくいと感じることがありました。
ぼくも歌手の方やボーカリストの方のライブを観覧する中で感じていたのは、客席に向き合って寄り添うことの大切さでしたし、お客さんと一体で同じ時間を楽しむことの大切さでした。だから、今日は、歌の細かすぎることには拘りすぎずに、自分も楽しむ気持ちでいようと心がけました。いつも、カラオケ大会で歌っていると、どこかで競うような歌の歌い方になってしまいますので、そういう気持ちは横に置いておこうと思いました。
ぼくの持ち時間は20分。4曲フルコーラスで歌えますが、今日選んだ4曲は、2024年にリリースされた歌謡曲で、ぼくがいいなと思っている歌手の、いいなと思っている楽曲にしました。1曲目は華MEN組の「華やかに抱きしめて」、2曲目は松山優太さんの「恋花火」、3曲目は岡本幸太さんの「君に愛がとまらない」、4曲目はA.B.C-Zの「君じゃなきゃだめなんだ」です。
今日は他の4組の演者さんもカラオケで歌うシンガーさんたちでしたし、ライブ歴もぼくより長い方ばかりでしたので、心強かったです。いつも喉が渇く課題については、「それなら歌う前に飲んでみようか」と思い、ビールを1缶飲んでみました。歌う前にアルコール飲料は良くないとよく言われますけど、結果からいうと、今までよりも声が良く出ましたし、給水も必死にごくごく飲まずに、さっと一口飲む程度ですみました。
今日の4曲については、事前にカラオケでも練習をしていく中で、どのキーで歌った方が聴く人は自然に聴こえるかなと考えて、1曲目から3曲目までは原曲から1つキーを下げて、4曲目は原曲から4つキーを下げて、歌うことにしました。その方が歌の解釈が伝わりやすくなる箇所があるかなと思いました。こちらも結果は予想通りで、出したかった高音のロングトーンが余裕を持って出すことができました。
自分も歌を楽しもうと思うと、心に余裕が生まれましたし、先輩の演者さんたちの歌を聴いて、その訴える力とかステージングとか、前向きに学べることもありました。なんていうか、この日は心に迷いがなくて、思うままに歌ってみようという気持ちができていたので、思いっきり歌うことができましたし、やっとライブらしい歌の姿勢になれたような気がしました。
今回の4曲のうち、3曲は人前で歌うのは今日が初めてでしたが、やれそうだなという感触は掴むことができました。ですから、カラオケ大会でも歌えるようにこれらの曲を育てていこうと思います。
そして、そもそもの課題はお客さんを呼ぶこと。お客さんを呼ぶ努力をしないといけないと思います。他の演者さんの歌も素晴らしいので、お客さんがもっと来てくれたらいいのにと思いました。この日のチケットは2,000円。5組でこの価格は相場的にも安いだけに、なおさら思いました。
Iwoo NOGATAさんの箱の大きさは小さめなんですけど、ステージと客席のバランスがちょうどよい感じなので、ぼくがご招待する企画で歌を聴いてもらうようにしたら、来てくださる人はいるのかな。ちょっと事前調査をしてみようと思います。