DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

花束のかわりにメロディーを

グループでカラオケに行くとき、同じアーティストの同じ曲を歌う「曲かぶり」はないんですけど、カラオケ大会では「曲かぶり」は毎回あるように感じます。先週出たカラオケ大会でも2人が同じ曲というのが2組ありました。そのうちの1曲が清水翔太さんの「花束のかわりにメロディーを」という曲でした。

ぼくは「曲かぶり」をされても、自分の方が上手く歌える自信はありませんので、どなたも選ばないような曲を選びますけど、「曲かぶり」する曲を選ぶ方は、そういう自信を持っている方が多くて、清水翔太さんの曲を選ぶ方は、ものすごく歌の上手い方が多いです。

先週出たカラオケ大会では、1人は当日欠席したので、もう1人の方の歌を聴きましたが、歌で会場の雰囲気を自分の色に染めることができている方でした。ぼくはまだまだそういう雰囲気づくりができないので、歌い方や見せ方についても勉強になることが多いステージでした。

2020年のぼくの歌の裏テーマにしている「歌の食わず嫌いをなくそう」っていう気持ちにスイッチが入って、先週カラオケに行った時に、何回かDAM★ともで「花束のかわりにメロディーを」を歌ってみました。

食わず嫌いなんですけど、ぼくは今まで清水翔太さんの曲にチャレンジする気持ちが湧きませんでした。清水さんの曲を歌う方って、カラオケ大会で入賞する常連の方が多くて、ただそういう方が歌われても、申し訳ないですけどぼくの心に響くものがなくて、それだけ難しい歌なのかなと思っていました。ただ先週聴いた方の歌には響くものがあって、ぼくも歌ってみようかなと思うようになりました。こういうことも歌のチカラなのかなって思います。

先週聴いた方が「友人の結婚式で歌ったことがある」と話されていましたが、この作品のPVも結婚式の場面がテーマになっていて、新郎が新婦のためにピアノを弾きながら歌を歌うシーンとなっています。この作品は2015年10月28日に清水さんの20枚目のシングルとして発売されました。NHKのドラマの主題歌に起用されたからかもしれませんけど、清水さんの作品の中では一般大衆向けなメロディーのわかりやすさがあると思います。

でも歌ってみると随所にR&Bな匂いを感じますし、清水さんはそういう面も見せて歌っているなあと思いました。そして、この曲の解釈って人によって、歌に対するアプローチが違ってくるのかなあと感じました。結婚式の歌というアプローチも1つですけど。ぼくはカップルの2人を見ている友人の男性目線を感じました。ちょっと変わったアプローチかもですが。

歌い方も清水さんの歌い方では余りに難度が高いので、素人としては別のアプローチがあるのかなと思いました。綺麗に歌ってみる歌い方もありますけど、もっとストレートに強い気持ちを表現する歌い方もあるのかなと思いました。そして、難度が上がってきたら、サビのメロディーが何回も登場してきますので、メロディーに違ったアプローチをしてみて、メロディーと遊んでみるというか、ジャジーでグループ感のある歌い方なんでしょうね。そんなことを思いながら、清水さんのライブ映像をみたら、まさにそんな感じでした。


清水翔太 Live「花束のかわりにメロディーを」Live映像