DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

ジェネステ2019DAYー2東京第一会場大会

3月21日、ぼくはジェネステ(NEW GENERATION LIVE STAGE)の2019DAY-2東京第一会場のカラオケ大会に行ってきました。

2月下旬に出る予定だったカラオケ大会が延期となり、3月上旬に出る予定だったカラオケのオーディションが中止となったため、ぼくにとっては今年初めてのカラオケ大会でした。

カラオケ大会でしっかりと歌うためにいっぱい練習をしていたので、延期や中止の連絡を受けた後はモチベーションが寸断されました。

これはぼくの考え方ですけど、感染症であれ何であれ、対策をしっかりと施せば、イベントは安全に実施できると考えています。とりわけ、最近の音楽に対する、まるで音楽がコロナウイルスを発生させているかのような一連の報道に対しては疑問を持ちました。コロナウイルスであれば、対応上の不明点について、厚生労働省や開催の都道府県・市町村にとことん聞いて、開催の可否についても意見や助言を仰ぐことが、主催者としては確認すべきだと考えます。一方、参加者側においても、健康状態が問題ないことを自ら確認した上で、イベントに出席することが必要だと思います。そして、イベントの会場においては、飛沫感染接触感染を防ぐための対策を徹底的に措置を行う、つまりカラオケ大会においては、マスク着用の上、マイクや画面について除菌措置や限定管理を行うのであり、会場内においては手洗いを徹底することが必要であると考えます。こういう対策を尽くしてイベントを実施することについては、ぼくは差し支えないと考えています。

そして、昨日ぼくが参加したカラオケ大会は、上に書いたことを開催方針としてホームページにも明記されていましたし、昨日も開始前の約1時間をかけて十分な説明がありました。そして、参加者の健康状態の確認を何度も行い、体調が少し悪い参加者には退場して頂く措置も取られました。関係者全員でイベントは安全に運営されるべきものだと思います。

さて、今回はこういう状況を踏まえて、参加者も歌いたいという気持ちが強い方が来られていますので、歌が上手い方の歌を次々と聴くことができました。

ぼくは1年前もこの大会に出まして、その時も周りが歌の上手い方ばかりで「来るんじゃなかった…」と半分後悔しつつ、人前で歌を歌うのも自分のチャレンジと開き直って歌いました。

昨日のMCでも話したことですけど、1年前のステージで歌い終わった後、初めて悔しい気持ちを感じて、もっと歌が上手くなりたいと強く決意してしまい、今思うとここでカラオケ大会沼に落ちたわけですが、カラオケに行く回数がそれまでの3倍増になりました。自分に理論があるわけではありませんので、歌ってみて、自分の歌を聴いてみて、改善点を見つけて、直していくという繰り返しで、とにかく練習しました。カラオケ大会でお見知りした方の考え方も知りたいと思いましたので、Twitterで交流をさせて頂くようにもなりました。そういう方のツイートが自分の歌を成長させることについて参考となることが多かったですし、それよりもぼくと同じようにカラオケ大会に出る方は、歌うことに対して多くの努力をしているのだということがわかったのが驚きでした。趣味のレベルを時に超えているようなストイックさをビンビンと感じました。そういうインセンティブが良い効果を生んでくれたみたいで、この1年でぼくも歌が上手くなったなあと思います。

でも上には上の方が何人もいらっしゃるので、まだまだ入賞できるレベルではありません。それでも会場で初めてご一緒した方から、いい歌だったとか、元気を貰えましたとか、熱さが伝わりましたとか、声をかけてくださる方が何人も来てくださったのが、とても嬉しかったです。ぼくが歌ったのは、林部智史さんの「この街」という作品で、地味な曲ではあるので、どう歌ったら、聴いている皆さんに伝わるのか、よくわかりませんでした。まして今回は関係者全員がマスクを着用しているので、歌っているぼくから見ると、顔の表情がほとんどわかりませんでした。それでも会場の中で何人かの方が体でリズムを取ってくださっているのがわかりましたので、良かったとホッとしながら歌ってました。ぼくはカラオケ大会で歌う曲にどういうわけか悲しい曲ばかり選んでしまいますので、聴いている皆さんがノリノリになるとか、手拍子してくださる場面はありません。

今回失敗したなあと思うことが2つありました。1つは練習をしすぎたということで、前日に何時間も歌ってしまったので、声のコントロールが上手くできなかったです。もう1つは会場の音響を見据えた上での歌ができなかったということです。昨日はライブハウス(もちろん安全です)だったんですが、ステージで自分の歌を聴いているとやや歌声が小さく感じられてしまい、これじゃ聴いている方に聴こえないのかなと心配して、全般的に大きめな声を出して歌ってしまったのですが、客席では良く聴こえたそうです。やっぱりまだ自分の経験値が足りないというか、自信をもって歌声の強弱を付ければ良かったんだと後悔しました。それと、舞台の上では慣れたつもりでいても、喉は正直で、緊張していました。

その証拠に、本番の歌唱が終わった後に参加した「採点チャレンジ」という企画でステージに上がった時の歌声は、すごくリラックスができていて、そのせいかこの時歌った歌についても、会場で「歌良かったです」とお声掛けを頂いたのは嬉しかったんですが、こちらの歌の方が本番の歌よりもそのお声掛けが多かったので、半分複雑な気持ちでした。

ぼくはカラオケ大会で歌うことは好きですけど、大会で勝つことを目的にはしていません。勝てる曲というものを把握していませんし、審査員の方の審査基準に自分が合わせにいくつもりもありません。本番の曲も採点チャレンジの曲も、一応他のカラオケ大会で入賞を頂いた曲ではありますけど、ぼくがカラオケ大会で歌う曲の選曲基準はあるとすれば、その曲を歌うことがその後の自分の歌の成長につながると思える曲なんです。一言でいうとチャレンジングな曲です。歌うことで成長したいという気持ちは変わりません。チャレンジングな曲を歌って自分を試したいという気持ちがぼくは強いです。だからそれはおのずと入賞から離れてしまうのかもしれませんけど、時には入賞することもありますので、そんな奇跡を信じて、また練習しようと思います。