DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

参宮橋

ぼくは毎週日曜日の9:30〜10:00は、千葉テレビ系で放送されている「竹島宏の歌MAX」を見ています。歌手の竹島宏さんがMCをされていて、竹島さんの歌も多く紹介されるので、番組を見るようになってから、竹島さんの曲もDAM★ともで歌うようになりました。

ぼくが竹島さんの曲に出会ったのは、2017年に発売された「月枕」でしたが、番組ではぼくが知らない竹島さんの曲も紹介されますが、その中でいいなと思った1曲が「参宮橋」という曲でした。

この作品は2009年11月4日に発売された竹島さんのアルバム「LOVE LIFE BEST〜禁じられた想い〜」の1曲として収録されました。作詞は久仁京介さん、作曲は伊藤薫さんです。

参宮橋は東京都の私鉄の小田急線で新宿を出発してから2つ目の駅で、各駅電車だけが停車します。駅の近くに明治神宮があるので「参宮橋」の名がついたともいわれます。

歌で描かれている世界は、野口五郎さんの「私鉄沿線」や西島三重子さんの「池上線」とよく似ています。主人公が恋人と過ごした参宮橋の坂道とか代々木公園の散歩道の思い出を振り返る内容です。新宿の混沌とした大都会の雑踏からわずかに離れた場所には静かな佇まいがあって、静かに思い出を振り返る。東京にはこういう場所って意外とありまして、ぼくもそういう雰囲気の街は好きなので、こういう曲を歌うと心が落ち着く感じになります。

歌もドラマチックな展開だと非常に盛り上がりますけど、対照的に日常の生活とか恋人と別れた後の日々を綴っていくような歌にも深みを感じるものです。昭和の歌謡曲は地味な部分への焦点の当て方も秀逸だった気がします。

ぼくは竹島宏さんという歌手が好きになったのは、静かに歌の情景を描ける歌唱力なのかなと思っています。そういう歌の世界にぼくが親近感を持っているのかもしれません。昨日、カラオケに行って、DAM★ともで「参宮橋」を歌ってみました。ゆっくりしたメロディーですけど、こういう歌も今の世の中にあっていいと思います。


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こちらはDAM★ともに公開したぼくの「参宮橋」です。素人の歌をお楽しみください。

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