2月14日、僕は日本作詩家協会主催の「作詩塾TALK &LIVE」を観覧に行って来ました。これまで作詩塾は、2023年度、2024年度は、自分が作ってきた作詩1編をグループワークで発表して、担当講師である作詩家の先生とグループのメンバーから意見や感想を頂くものでしたが、2025年度はイベントとして開催されることになりました。
第一部は松井五郎さんと山田ひろしさんによるトークセッション。お二人の会話のキャッチボールが漫才の掛け合いと思えるほど面白い展開で、約1時間ほどいろいろなお話を展開されました。松井さんも山田さんも、日本作詩家協会に入られたのは、松井さんが6年前、その後に山田さんが入られたそうです。お2人ともポップスの作詩を書かれていたという印象ですが、松井さんは山内惠介さんに作品を提供されるようになりました。山田さんは竹島宏さんに作品を提供されるようになりました。山内惠介さんの曲も竹島宏さんの曲もカラオケで歌う僕としては、すごく興味がありました。松井さんのお話で言われるのは、スピード感ということ。曲先にしても詩先にしても、与えられたテーマに即座に対応できる能力そのものがすごいと思います。山田さんは、与えられるお仕事なので、常に備えておかないといけないというお話をされました。役者さんが同じような話をされますけど、備えるといっても、来るであろう作詩のテーマをシミュレーションしておくということなのでしょうか。一方で、仕事の依頼を受けることを発注と言われていましたが、発注者の意図を先読みしないといけないという話は興味深かったです。作詩の来そうなテーマを備えていながらも、発注者である歌手側の意図を汲まないといけないんでしょうね。僕は以前、作詩塾で松井先生に、山内惠介さんと竹島宏さんは考える作詩が違うんですかとお聞きしたら、全然違いますとお答え頂いて、正直その意味がよくわかっていなかったんですが、新曲としてこういう作品を山内は歌いたい、竹島は歌いたいというのは、そりゃ全然違うなとやっとわかった次第でした。
第二部は歌心りえさんのライブでしたが、この中で、通信作詩講座で、都志見隆さんの曲に作詩をつけて提出するという課題があり、その優秀作品を歌うというコーナーがありました。優秀作品は「別れの言い訳」という男女の別れを描いた作品でした。僕もこの課題を提出したんですが、「キャンドルライト」という、売れない若手の男性芸能人二人が、可能性を信じてステップアップしていくストーリーを書いたんですが、なかなかの酷評をいただきました。そりゃそうですよね。発注者である都志見先生の意図には合ってなかったんだと思いました。ただ、そもそも先生の意図は何も情報として与えられていないので、メロウなミディアムバラードのメロディーから類推するしかなかったのですが、まだ作詩初心者の自分には勘所がないのでなかなか難しいです。でも、そういうのは作詩を一本一本書いて、採用されなくて、そういう中で習得していくものだろうと思いました。
今回の会場は汐留のライブレストランのBLUE MOODさん。昼食で出していただいたパスタプレートがシンプルでおしゃれなスタイルで、美味しく頂きました。