DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

My Gift to You

ぼくがDAM★ともでお気に入りにしているアーティストのCHEMISTRY

カラオケのユーザーさんが「冬ソング祭」という企画をされていて、それがきっかけでぼくも改めて「冬ソングってどういう曲なのかな」と改めて探したりしていました。冬ソングを前面に出していなくても、歌詞を読んでいると、この情景は冬だろうなとかクリスマスだろうなとか、今まで思っていたその作品への新たな見方ができたりします。

CHEMISTRYの冬ソングだと、ぼくは「白の吐息」とか「almost in love」のイメージが強くて歌うことも多いですけど、代表的な冬ソングが「My Gift to You」です。

この作品はもともと2003年1月8日に発売された彼らの2枚目のアルバム「Second  to None」の1曲として作られました。この作品は音楽ユニットのSkoop On Somebady (S.O.S.)が作詞・作曲・編曲を提供していますが、プロデューサーが同じ松尾潔さんだった関係から、CHEMISTRYがS.O.S.のアルバムの1曲「Two of A Kind」参加してくれたお礼として作られました。(この参加した曲の副題として「(S.O.S. meets CHEMISTRY)」が付いています。)作詞の一部は小山内舞さん(松尾さんの作詞家名義)も共作となり、2002年12月18日に10万枚生産限定での7枚目のシングルとして発売されました。シングルでの名義は当然「CHEMISTRY」なんですけど、この作品の名義としては「CHEMISTRY meets S.O.S.」となっています。このシングルは完売となり、CHEMISTRYは2002年のNHK紅白歌合戦でこの作品を歌唱しました。

CHEMISTRYのファンでは冬ソングとしては「My Gift to You」の方が王道らしいです。川畑要さんもそう言われているそうです。ぼくはどちらかというと王道な曲は外して、隠れた名曲の方を好むタイプなので、CDでは一杯聴いていますけど、今まで歌ったことはありませんでした。

改めて歌詞を読むと、「幼い頃の冬といえば」とか「粉雪 街に舞い始める頃」とか、たしかに冬の景色でした。主人公の男性の描き方がかっこいいというか、「いつまでも いつまでも そばにいてあげよう」とか「誰よりも 誰よりも 守りたい気持ちが」というのが、「それが君への 僕の贈り物」と言える凛々しさが、歌っている堂珍さんや川畑さんを彷彿とさせるなあと思いました。そして、この歌詞の世界はとっても寒そうなんですけど、歌を聴いているとどこか温かい気持ちが感じられました。まさに「Hot CHEMISTRY」な感じでした。

最近はYouTubeとか動画で音楽を聴くことが多いですけど、今回初めて「My Gift to You」をぼく自身が初めて歌ってみて、CDで音楽を聴き込んだ地力ってやっぱり残っているんだなあというのを感じたというか、フレーズの終わらせ方とかしっかりと覚えていたり、微妙な音の流れも体で覚えていたり、よく聴いていたことが活かされるのだなと思いました。

だから、新しいアーティストの曲も今どきのメロディーになってはいますけど、同じように聴き込み歌い込み、エッセンスを掴んでいくことは変わらないのかなと。

2020年は今日で終わりですね。ぼく自身年末年始感はまるでありませんが、締めということで、皆さまよいお年をお迎えください。

ご本人の動画はNGみたいなので。SMAPCHEMISTRYが共演している動画で。たぶんスマスマでしょうか。


CHEMISTRY+SMAP My Gift to You