3月1日、ぼくは神奈川県の海老名市文化会館大ホールで開催された、第9回音ノ市カラオケコンサートに参加しました。音ノ市カラオケコンサートは第3回から参加し始めて、今回で7回目になります。ぼくが参加するAクラススペシャルの部は、参加者の皆さんが本当に歌が上手い方ばかりで、歌唱力も拮抗していると思います。その中でぼくは、第3回は最優秀歌唱賞、第4回は最優秀歌唱賞、第5回は入賞できず、第6回は入賞できず、第7回はTVK賞、第8回は入賞できず、でした。入賞できなかった時の、海老名駅までの帰り道とか、新宿までの小田急線の電車とか、哀しい気持ちになったり悔しい気持ちになったり、とにかく気分がいいものではありません。前回もそうだったので今回はリベンジするという気持ちが強かったです。
気持ちだけでリベンジはできませんから、いったんその気持ちは横に置いて、楽しむことを考えようと思った時、思いついたのがCクラス発表の部に出場することでした。思いつくにはいくつか理由がありました。Aクラスは申し込む前に事前の音源審査がありますが、大会で使われる機種がDAM STUDIUMなんです。ぼくがカラオケで歌っている曲はDAM Aiのみで歌える曲も多いですが、そういう曲は大会で歌えないんです。それと、歌っている曲でも、DAMとも動画が撮影できない曲はAクラスの音源審査に提出できないんです。それなら、そういう曲をCクラスで歌ってみようと思いました。もう1つは、大会当日が長丁場で、Aクラスの出番までの間、会場の外で声出しして過ごしますが、だったらステージでの声出しもできるCクラスに出場しようと思いました。こうして、当日はCクラスとAクラスの2つに出場しました。
当日は9時から1時間、海老名駅前のビッグエコーで声出しした後、10:20頃に会場で受付。2つ出場なので、景品も2つ貰えて得した気分。名前言わなくても受付してくれるのって、完全に覚えられています(笑)。Cクラスは4組だけで、11:20からなので、会場の客席に行く間もなく、楽屋に直行。バックステージではゲストの歌手の方のリハーサルが行われていて、その歌声が楽屋に聞こえてきて、上手いなあと思いました。ぼくはCクラスの2番目で出場。華MEN組の「華やかに抱きしめて」を歌いました。Cクラスは審査がないので、初心者の方が出場する場所という印象ですが、本来は自由に歌っていい場所。だから、歌って踊ろうと思いました。華MEN組6人分の振付の全てはできませんけど、できるものは採り入れて、大会では邪道ですけど、歌って踊って楽しむことができました。今日のCクラスの皆さんはいつもと違ってハイレベルでした。
歌い終わって、衣装を着替えるため、ステージ裏の更衣室へ。その後、その日はロビーで家庭用カラオケが歌える企画をやっていたので、ぼくもお試し。林部智史さんの曲は「あいたい」と「恋衣」の2曲だったので、「恋衣」を1コーラス歌唱。その後、会場の外に出て、軽食。会場に戻って、ここで初めて客席に入って、Bクラスの皆さんの歌唱を楽しむことができました。その後ロビーで、歌うまな皆さんたちと歌の話をしばらくしていました。こういう時間ってなかなかないから、一つ一つのお話が自分にはすごく役に立ちます。
Aクラスも開始して、そろそろぼくも声出しの準備。少し話しすぎたせいもあって、声が出ない。やばいと思ったのは、事前に練習しすぎて、本番で声が出ない失敗を第6回の時にやらかしたことがあったからです。今回ぼくが歌うのは、林部智史さんの「ラピスラズリの涙」。小椋佳さんの作詞・作曲の楽曲ですが、小椋さん独特の歌詞やメロディーを表現するのが難しいです。盛り上がりがないので、どうやって起伏をつけるか。技術ではない感情表現をどうつけようか、ぼくなりに考えました。声が出づらくても必死に歌ってはいけない。心を落ち着けることが第一だと考えました。男子トイレに籠って声出しは大丈夫と確信できたので、楽屋では歌詞に目を通して、水を飲みながら、ゆっくりと休みました。ぼくの順番はAクラスの最後から5番目。本番。Cクラスで歌ったときにホールの音響を確認したときに、ちょっとエコーが強めだなと思ったので、気をつけたつもりでしたが、入りを外すわけには行かないので、どうしても強めにはなってしまいます。後で気づいたことですが。「ラピスラズリの涙」は1コーラスが短くて、2コーラスまでなので2分半。この短い時間で楽曲の世界を表現するには、どの言葉も疎かにすることはできませんでした。大切な人を失った女性の悲しい気持ちを、抑えめにしながら、声を強めにするところはして、歌っていて、うまくいった感じだなというのが自分でもわかりました。歌い終わって、前回優勝の方にも「良かったです」と声をかけて頂きました。
そして、審査結果の発表。接戦と審査員の先生方が言われたので心配しましたが、優秀歌唱賞で自分の名前が呼ばれた瞬間、本当に嬉しかったです。ステージに上がって、表彰をして頂いて、前回入賞できなかったリベンジができて、本当に良かったと思いました。朝から夜まで長丁場でしたけど、今日は海老名駅までの帰り道も頂いた賞品と衣装を手に持ちながら、心地よい疲れがあって、夜空もきれいに感じました。