NHKの子供番組「おかあさんといっしょ」で、4月から12代目うたのお兄さんになったのが花田ゆういちろう(花田雄一郎)さんです。「ゆういちろうお兄さん」のスタートに合わせて、4月の月歌として放送されたのが「そよかぜスニーカー」という作品です。
作詞は井出隆夫さん、つまり作詞家の山川啓介さんです。「井出隆夫名義」で子供向けの作品を多く提供されています。作曲は林アキラさんで、林さんはかつてうたのお兄さんとして活躍され、現在はミュージカルの俳優の他に、作曲家として楽曲を提供されています。
歌詞の始まりが「そよかぜ スニーカー すあしに はいたら きみを さそいに かけてくよ あおぞらをつれて」と、石田純一さんの歌?と思えるほどの凄いツカミから入ってきましたが、そんな邪推を吹き飛ばしてくれるような、爽やかな前向きになれる作品でした。林さんがご自身のブログで書かれていたように、「さわやかなお日さまに誘われて、思わず外に飛び出したくなるような曲」だとぼくも思いました。
歌の映像は、うたのお兄さんとお姉さん、体操のお兄さんとお姉さんが4人で、どこかのアリーナのような場所でロケをしているので、何だかカラオケのPVみたいなんですが、それにしても新入りのゆういちろうお兄さん、27才とは思えぬほど、余りにも爽やか過ぎてまぶしすぎるほどの雰囲気を出しています。お母さんさんたちのブログでは「妖精みたい…」というのもありました。もはやジャニーズのアイドルにはもう出せない爽やかオーラを出せるゆういちろうお兄さん、この人はただものではないなと感じました。
調べてみたら、国立音楽大学の声楽科を卒業後、文学座附属演劇研究所に入り(ここに合格するのも結構難しいそうです。)、ミュージカルや舞台に出演されてきました。おそらく今回のうたのお兄さんの話が決まったこともあるのか、文学座附属演劇研究所を今年の1月に卒業されました。
ゆういちろうお兄さんの歌声を聴くと、癖がなくて、はきはきと歌っているので、はっきりと歌詞が聞き取れます。それと低音に安定感があるので、すごく聴きやすいと思いました。
DAM★ともでもし歌えるようになったら、公開してみたい作品です。