DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

花束のかわりにメロディーを

グループでカラオケに行くとき、同じアーティストの同じ曲を歌う「曲かぶり」はないんですけど、カラオケ大会では「曲かぶり」は毎回あるように感じます。先週出たカラオケ大会でも2人が同じ曲というのが2組ありました。そのうちの1曲が清水翔太さんの「花束のかわりにメロディーを」という曲でした。

ぼくは「曲かぶり」をされても、自分の方が上手く歌える自信はありませんので、どなたも選ばないような曲を選びますけど、「曲かぶり」する曲を選ぶ方は、そういう自信を持っている方が多くて、清水翔太さんの曲を選ぶ方は、ものすごく歌の上手い方が多いです。

先週出たカラオケ大会では、1人は当日欠席したので、もう1人の方の歌を聴きましたが、歌で会場の雰囲気を自分の色に染めることができている方でした。ぼくはまだまだそういう雰囲気づくりができないので、歌い方や見せ方についても勉強になることが多いステージでした。

2020年のぼくの歌の裏テーマにしている「歌の食わず嫌いをなくそう」っていう気持ちにスイッチが入って、先週カラオケに行った時に、何回かDAM★ともで「花束のかわりにメロディーを」を歌ってみました。

食わず嫌いなんですけど、ぼくは今まで清水翔太さんの曲にチャレンジする気持ちが湧きませんでした。清水さんの曲を歌う方って、カラオケ大会で入賞する常連の方が多くて、ただそういう方が歌われても、申し訳ないですけどぼくの心に響くものがなくて、それだけ難しい歌なのかなと思っていました。ただ先週聴いた方の歌には響くものがあって、ぼくも歌ってみようかなと思うようになりました。こういうことも歌のチカラなのかなって思います。

先週聴いた方が「友人の結婚式で歌ったことがある」と話されていましたが、この作品のPVも結婚式の場面がテーマになっていて、新郎が新婦のためにピアノを弾きながら歌を歌うシーンとなっています。この作品は2015年10月28日に清水さんの20枚目のシングルとして発売されました。NHKのドラマの主題歌に起用されたからかもしれませんけど、清水さんの作品の中では一般大衆向けなメロディーのわかりやすさがあると思います。

でも歌ってみると随所にR&Bな匂いを感じますし、清水さんはそういう面も見せて歌っているなあと思いました。そして、この曲の解釈って人によって、歌に対するアプローチが違ってくるのかなあと感じました。結婚式の歌というアプローチも1つですけど。ぼくはカップルの2人を見ている友人の男性目線を感じました。ちょっと変わったアプローチかもですが。

歌い方も清水さんの歌い方では余りに難度が高いので、素人としては別のアプローチがあるのかなと思いました。綺麗に歌ってみる歌い方もありますけど、もっとストレートに強い気持ちを表現する歌い方もあるのかなと思いました。そして、難度が上がってきたら、サビのメロディーが何回も登場してきますので、メロディーに違ったアプローチをしてみて、メロディーと遊んでみるというか、ジャジーでグループ感のある歌い方なんでしょうね。そんなことを思いながら、清水さんのライブ映像をみたら、まさにそんな感じでした。


清水翔太 Live「花束のかわりにメロディーを」Live映像

ジェネステ2019DAYー2東京第一会場大会

3月21日、ぼくはジェネステ(NEW GENERATION LIVE STAGE)の2019DAY-2東京第一会場のカラオケ大会に行ってきました。

2月下旬に出る予定だったカラオケ大会が延期となり、3月上旬に出る予定だったカラオケのオーディションが中止となったため、ぼくにとっては今年初めてのカラオケ大会でした。

カラオケ大会でしっかりと歌うためにいっぱい練習をしていたので、延期や中止の連絡を受けた後はモチベーションが寸断されました。

これはぼくの考え方ですけど、感染症であれ何であれ、対策をしっかりと施せば、イベントは安全に実施できると考えています。とりわけ、最近の音楽に対する、まるで音楽がコロナウイルスを発生させているかのような一連の報道に対しては疑問を持ちました。コロナウイルスであれば、対応上の不明点について、厚生労働省や開催の都道府県・市町村にとことん聞いて、開催の可否についても意見や助言を仰ぐことが、主催者としては確認すべきだと考えます。一方、参加者側においても、健康状態が問題ないことを自ら確認した上で、イベントに出席することが必要だと思います。そして、イベントの会場においては、飛沫感染接触感染を防ぐための対策を徹底的に措置を行う、つまりカラオケ大会においては、マスク着用の上、マイクや画面について除菌措置や限定管理を行うのであり、会場内においては手洗いを徹底することが必要であると考えます。こういう対策を尽くしてイベントを実施することについては、ぼくは差し支えないと考えています。

そして、昨日ぼくが参加したカラオケ大会は、上に書いたことを開催方針としてホームページにも明記されていましたし、昨日も開始前の約1時間をかけて十分な説明がありました。そして、参加者の健康状態の確認を何度も行い、体調が少し悪い参加者には退場して頂く措置も取られました。関係者全員でイベントは安全に運営されるべきものだと思います。

さて、今回はこういう状況を踏まえて、参加者も歌いたいという気持ちが強い方が来られていますので、歌が上手い方の歌を次々と聴くことができました。

ぼくは1年前もこの大会に出まして、その時も周りが歌の上手い方ばかりで「来るんじゃなかった…」と半分後悔しつつ、人前で歌を歌うのも自分のチャレンジと開き直って歌いました。

昨日のMCでも話したことですけど、1年前のステージで歌い終わった後、初めて悔しい気持ちを感じて、もっと歌が上手くなりたいと強く決意してしまい、今思うとここでカラオケ大会沼に落ちたわけですが、カラオケに行く回数がそれまでの3倍増になりました。自分に理論があるわけではありませんので、歌ってみて、自分の歌を聴いてみて、改善点を見つけて、直していくという繰り返しで、とにかく練習しました。カラオケ大会でお見知りした方の考え方も知りたいと思いましたので、Twitterで交流をさせて頂くようにもなりました。そういう方のツイートが自分の歌を成長させることについて参考となることが多かったですし、それよりもぼくと同じようにカラオケ大会に出る方は、歌うことに対して多くの努力をしているのだということがわかったのが驚きでした。趣味のレベルを時に超えているようなストイックさをビンビンと感じました。そういうインセンティブが良い効果を生んでくれたみたいで、この1年でぼくも歌が上手くなったなあと思います。

でも上には上の方が何人もいらっしゃるので、まだまだ入賞できるレベルではありません。それでも会場で初めてご一緒した方から、いい歌だったとか、元気を貰えましたとか、熱さが伝わりましたとか、声をかけてくださる方が何人も来てくださったのが、とても嬉しかったです。ぼくが歌ったのは、林部智史さんの「この街」という作品で、地味な曲ではあるので、どう歌ったら、聴いている皆さんに伝わるのか、よくわかりませんでした。まして今回は関係者全員がマスクを着用しているので、歌っているぼくから見ると、顔の表情がほとんどわかりませんでした。それでも会場の中で何人かの方が体でリズムを取ってくださっているのがわかりましたので、良かったとホッとしながら歌ってました。ぼくはカラオケ大会で歌う曲にどういうわけか悲しい曲ばかり選んでしまいますので、聴いている皆さんがノリノリになるとか、手拍子してくださる場面はありません。

今回失敗したなあと思うことが2つありました。1つは練習をしすぎたということで、前日に何時間も歌ってしまったので、声のコントロールが上手くできなかったです。もう1つは会場の音響を見据えた上での歌ができなかったということです。昨日はライブハウス(もちろん安全です)だったんですが、ステージで自分の歌を聴いているとやや歌声が小さく感じられてしまい、これじゃ聴いている方に聴こえないのかなと心配して、全般的に大きめな声を出して歌ってしまったのですが、客席では良く聴こえたそうです。やっぱりまだ自分の経験値が足りないというか、自信をもって歌声の強弱を付ければ良かったんだと後悔しました。それと、舞台の上では慣れたつもりでいても、喉は正直で、緊張していました。

その証拠に、本番の歌唱が終わった後に参加した「採点チャレンジ」という企画でステージに上がった時の歌声は、すごくリラックスができていて、そのせいかこの時歌った歌についても、会場で「歌良かったです」とお声掛けを頂いたのは嬉しかったんですが、こちらの歌の方が本番の歌よりもそのお声掛けが多かったので、半分複雑な気持ちでした。

ぼくはカラオケ大会で歌うことは好きですけど、大会で勝つことを目的にはしていません。勝てる曲というものを把握していませんし、審査員の方の審査基準に自分が合わせにいくつもりもありません。本番の曲も採点チャレンジの曲も、一応他のカラオケ大会で入賞を頂いた曲ではありますけど、ぼくがカラオケ大会で歌う曲の選曲基準はあるとすれば、その曲を歌うことがその後の自分の歌の成長につながると思える曲なんです。一言でいうとチャレンジングな曲です。歌うことで成長したいという気持ちは変わりません。チャレンジングな曲を歌って自分を試したいという気持ちがぼくは強いです。だからそれはおのずと入賞から離れてしまうのかもしれませんけど、時には入賞することもありますので、そんな奇跡を信じて、また練習しようと思います。

夜明け

DAM★ともを始めてから、いろいろなアーティストのいろいろな曲を歌ってきたと思います。それでもぼくの選曲には偏りがあるわけで、他のユーザーさんが歌っているのに、ぼくは歌ったことがないアーティストっていうのは、いくらでもあるわけです。2019年の秋頃からぼくのカラオケの中の裏テーマができまして、それは「歌ったことがないアーティストの曲を歌えるようになろう」というものでした。

どんな作品でも、歌詞やメロディーを1回で覚えられるはずはなくて、何十回も歌っていくなかで、ある1カ所のフレーズから音が当たるようになって、それをきっかけに2カ所、3カ所と歌の雰囲気が掴めるようになって、まず1回フルコーラスで歌えるようになってくるというプロセスは面白いものです。歌ったことがないアーティストの曲を1曲歌えるようになると、自分の引き出しが新たにできた感じがします。

歌ったことがないアーティストの曲というのは、ぼくの場合はもう1パターンありまして、それは多少その曲を知っていても、カラオケで選曲して歌おうとは思わなかったというパターンです。その1つが松山千春さんの曲でした。松山さんはテレビ番組でも「歌が上手いのは俺と美空さんぐらいだろ」と自負するほど歌が上手い方で、高音の伸びやかで強いボーカルが魅力的な歌手であります。今の日本の歌謡界で歌が上手い歌手として挙げられるのが玉置浩二さんで、玉置さんの歌の上手さというのはいくつもの声色を使い分ける表現力の広さにあると思います。一方、松山さんはフォークソングの歌手ということもあり、書かれる作品もストレートで熱い思いを込めたものが多いとぼくは思っているんですが、松山さんの歌唱力は天性の歌唱力だと思っていて、何を歌っても歌が上手い方だと思います。

ぼくは自分が熱い思いを歌えるわけではないので、松山さんの曲は「季節の中で」も「長い夜」も「恋」も知っていても、自分で歌おうとは思いませんでした。ただ、数多くの松山さんの作品の中で、「人生(たび)の空から」みたいな雰囲気の、どちらかというと淡々とギター1本で歌うような歌なら、自分の相性に合うかなとは思っていました。そういう感じの曲で、ぼくが気になっていた曲が「夜明け」という曲でした。この作品は1979年8月に7枚目のシングルとして発売されました。作詞と作曲は松山さんで、編曲は青木望さんです。青木さんはフォークソングの編曲も提供していて、松山さんの「大空と大地の中で」や雅夢の「愛はかげろう」が知られています。たしかNHKのドラマの主題歌になっていた記憶があり、子供の頃にこの曲を聴いた時に、誰の歌なんだろうとテレビを見ていたら、テロップに松山千春さんのお名前と「夜明け」の曲名が出ました。

おぼろげに覚えていた曲でしたが、初めてDAM★ともで歌ってみたら、すんなりと歌えました。松山さんの曲の中では高音が少ない方でしたぢ、でも静かに語るような曲でも、メッセージとして歌を歌わないと、歌が映えない難しさを感じ、フォークソングってこういうものなんだなあということを改めて感じました。

自分の中にある食わず嫌いとか敬遠とかいう気持ちをいったん封印して、1度歌ってみたら、自分の歌も広がりを見せてくれるんじゃないのかなあと思いますし、それをきっかけに意外な歌との出会いがあったら嬉しいなと思います。


松山千春 夜明け

行かないで

ぼくがカラオケ大会に出るようになってから1年半ぐらい経ちましたけど、当日の朝は慌ただしくて、支度をして家を出て、午前中空いているカラオケ屋さんに入って1時間ぐらい声出しも兼ねて歌って、当日の会場に入って受付をして、席に座って、自分が歌う曲の歌詞を読み返している、といった感じで、自分の出番まではそんなにゆったりとした気持ちにはなりません。ただ、カラオケ大会の楽しみは、いろいろな方の歌を生で聴けることです。それと出る方の選曲もなかなか面白味があって、すごく歌の上手い方は、すごく難しい曲にチャレンジされていて、ご自分の歌として歌っているから、見てるぼくは「さすが上手いなあ」と感心しています。そんな風に感じた1曲が、玉置浩二さんの「行かないで」という曲でした。

玉置さんがボーカルを務める「安全地帯」は1982年にメジャーデビューして、1983年に「ワインレッドの心」が大ヒットして有名になりましたが、1987年には玉置さんがソロとしてもシングルデビューを果たしました。「行かないで」は1989年に5枚目のシングルとして発売されました。作詞と作曲は玉置さん、編曲は安全地帯の作品にも大きく関わっている星勝さんです。

ぼく自身は安全地帯の曲は知っていてもあまり歌うことはなくて、玉置さんのソロ曲も「田園」以外はほとんど知りません。ただ、カラオケ大会では安全地帯や玉置さんの曲を歌われる方はいらっしゃいます。やっぱり玉置さんの歌唱力に憧れてというのが強いのかなと思います。今の玉置さんはプロの歌手もその素晴らしさを認めていて、歌の表現のためにいろいろな声色を使い分ける幅広さというのが際立っているように思います。

ただし「行かないで」が発売された当時の玉置さんの歌唱力はもちろん色気のある上手さがありましたけど、今ほどではなかったです。初めて「行かないで」を、カラオケ大会で歌った方の歌で聴いたとき、何てはかなくてむなしい歌なんだろうと思いました。改めて、玉置さんの歌で聴いたとき、その思いは一層強くなりました。そして、発売当時31才だった玉置さんが、どうしてこの作品を作ったのだろうかと思いましたが、騒がしい日々の中で、隔絶された環境の中に身を置いて、音を奏でてみたら、心からの叫び声のような歌は、生まれるのかもしれないと思いました。

ぼくもDAM★ともで「行かないで」を歌ってみました。どういう感じの曲なのかが掴めなかったので、ユーザーさんが公開されている歌を次々と聴いてみた上で、歌ってみました。抽象的な歌詞であるがゆえに、言葉の発し方が歌の雰囲気を決めるんだなあと思いました。2コーラスとラストの間の間奏のところでフェイクを入れる方がほとんどでしたけど、ぼくはフェイクの入れ方がわからないせいもありましたけど、入れずに間奏のメロディーに身を委ねた方が歌も映えるかなあと思いました。シングルの録音では玉置さんも何も歌ってませんし。表現力が問われる曲だなあと思います。


行かないで [玉置浩二 ]

 

 

 

 

 

 

 

秋月の女

先週の週末は、参加する予定だったカラオケ大会が延期になりました。空いてしまった時間を、何に使おうかなと考えて、カラオケスナックのお店に行ってきました。

学生の時も社会人になってからも、二次会とかの流れで、カラオケ設備のあるスナックに行って歌ったことはありましたけど、その頃は人前で歌うのが抵抗があるっていうか、他のグループのお客さんから「歌うまいね!」と言われても、恥ずかしい気持ちしかありませんでした。

カラオケのお店で一人カラオケができるようになって、気持ちよく歌える安らぎの場所を得た感じがしました。それが軽い気持ちで応募した音源審査に合格してしまい、カラオケ大会に出ることになり、そこに出ていた方は歌の上手い方ばかりで、途端に今まで味わったことのない緊張感を覚え、恥ずかしい気持ちはどこかへ吹っ飛んでしまい、とにかくしっかりと歌わなきゃという気持ちだけでした。カラオケ大会ではホールやライブハウスで歌ったりしますけど、聴いている方との距離が一定に離れているので、その分緊張感がないのかもしれません。

さて、ぼくが訪れたカラオケスナックのお店は、小田急線の登戸駅の近くにありました。カラオケ大会でご一緒になる方々が行かれているのをTwitterで見て、ぼくも行ってみたいなあと思っていました。おじゃましたのはお昼の時間帯。団体のお客さんのご予約はない日と確認して行きました。20人程度の席があるお店で、歌うステージもあって、音響設備もある程度整っていました。プロの歌手の方もキャンペーンに来られているのか、お店にはポスターが貼られていました。その横にはカラオケ大会でご一緒している方のライブのポスターがありました(その後中止になってしまい残念でした)。

マスターと、お店でご一緒したご婦人のお客さんと、いろいろなカラオケの話をしつつ、交互に歌っていく感じでした。そのご婦人が歌われた1曲が原田悠里さんの「秋月の女(あきづきのひと)」という曲でした。


HAA132 秋月の女① 原田悠里 (2013)131013 v2L HD

原田悠里さんというと「津軽の花」みたいな、チャキチャキした歌い方の華やかなステージのイメージがあったので、こういうしっとりとした作品もあるのが意外でした。ご婦人は明日はカラオケ教室の発表会があるということで、何を歌ったらいいかなということでいろいろな曲を歌われていましたが、マスターもぼくも「この曲がいいんじゃないですか」とお勧めしておきました。

カラオケ教室では先生から、あまり知らない曲を課題曲として練習を受けることが多いそうです。そして、生徒である方々も、その歌手のヒット曲を歌うことはまずなくて、それ以外の曲を歌うことが多いそうです。そういえば、チバテレビの「ザ・カラオケトライアル」で出場している方も、あまり知らない歌手のあまり知らない曲を歌う方が多いなあと思います。

ぼくも何曲か歌いましたけど、カラオケスナックで歌うのは、カラオケのお店でDAM★とも一人カラオケをやっているのとは全然違いました。人前で歌うっていうのは、それなりに自信を持って歌える曲を歌わないとって思います。そんなときに、ぼくが自信を持って歌える曲のレパートリーが少ないんだなあって、まざまざと感じました。マスターはご自身は歌われないそうですが、多くのお客さんの歌を聴いていますから、ぼくが想像するに、かなり耳が肥えているのだと思いました。ある意味、カラオケ大会の審査員の先生よりも厳しい視点で見られているような気がしましたので、歌いながらも、別の意味でドキドキしてました。

そんな感じでカラオケスナックのお店でお昼の4時間を有意義に楽しく過ごすことができました。またお伺いしたいと思いましたが、今回みたいにひょっこり空いた時間ができればですね。

音楽活動

今週はコロナウイルス(Coronavirus)の影響が、ぼくの音楽活動にも、といってもカラオケ大会のことですが、影響を受けた1週間でした。

今日2月29日に兵庫県洲本市で開催予定だった歌謡祭については、延期となりました。2月25日に主催の実行委員長の方からお電話を頂きました。電話を受けた瞬間、非常にがっかりしました。2週間前に大会プログラムが送られてきました。コロナウイルスを巡る状況は、ぼくたちが知り得るレベルでも、年明けから始まっているわけですから、大会プログラムで開催スケジュールを明示したことは、開催決定であると考えていました。そして大会プログラムに書かれている、実行委員長や審査員の皆さまが書かれている、歌謡祭の実現に向けての熱い思いや情熱のこもったご挨拶を見て、感銘するところがありました。ところが、突然の延期の電話。延期の理由としてお話頂いた中で、「国が言ったから」とか「周りが心配しているから」という言葉には、解せないものを感じました。

また、3月8日に東京都渋谷区で開催予定だったオーディションについては、中止となりました。2月26日に主催の協会の方からお電話を頂きました。こちらも中止の理由については、「このたびのコロナウイルスの影響で」とのお話だけでした。今の時点でも政府は、大規模イベントについては自粛を要請(この「要請」という言葉は、政府は何の責任も持たないのですが)、と言ったにすぎず、中規模以下のイベントについては言及をしていません。歌手の方は通常どおり活動をしているのに、カラオケはなぜダメなのかがぼくには理解できませんでした。規模的には、2月29日の歌謡祭にしても、3月8日のオーディションにしても、開催は可能であったと考えています。

ぼくの考え方と異なる考え方の方が非常に多いことはわかっていますが、主催者は、自分でイベントを実行するものとして、開催するしないの判断を自らの判断で行うべきだと考えますが、その判断が「国が言ったから」という他のせいにして決めている姿勢がどうも気に入らないのです。主催者として、イベントを中止したら、延期したら、どのような影響があるのか、その際に参加者のことを考えて頂いているのか、疑問に思うところがありました。

カラオケ大会に限らず、マラソン大会にしても、諸々の芸術・スポーツイベントにしても、そのイベントに賛同した参加者たちが、全国各地から開催会場に集合します。そのために、参加者は数ヶ月前から飛行機や新幹線、バスの手配、宿泊先の手配、そしてイベントに参加するために、仕事に影響を与えないようにとか、家族の生活に影響を与えないようにとか、諸々のことを調整して確認した上で、イベントに参加しているのです。参加者の皆さんがいてイベントは成り立つのですから、参加者のこういった惜しみない有形無形の協力に、主催者は思いを致すべきであると思います。

そして、主催者はイベントを実現するために、例えば今回のコロナウイルスであれば、どのような対策を講じれば、イベント開催場所における感染を防止できるのかについて、自らが知恵を絞り可能性を探るとか、手続き上不明な点があれば、厚生労働省や開催場所の市町村の担当、関係機関や関係企業の担当に問い合わせ、アドバイスを仰ぐなり、開催の可能性について協議を行う姿勢が求められていると考えます。それは、イベントが中止になればどのような経済的損失が自らに返ってくるのかを検討する上でも必要なプロセスであろうと思います。

ぼくが応募しなかったカラオケ大会では、2月2日に東京都江戸川区で開催されたカラオケ大会では、関係者は全員マスク着用、マイクは参加者が歌った後、いったん消毒を行った上で、取り扱うことが実施され、思えばこの時点では先進的な取組だったと思います。

また、今日2月29日に大阪府大阪市で開催のカラオケ大会については、主催側が厚生労働省大阪市と協議を重ねた上で開催を決定し、当日の運営に当たっても、飛沫感染接触感染を防ぐため、マイクについてマイクカバーを各参加者に配布するとともに、マイクの消毒、会場での手洗いの徹底、といったルールを実施する旨の話を聞いております。

「カラオケは危険だ」という記事も見ていますが、何がどうだから危険なのかということを各自が一歩踏み込んで考えた方がいいと思います。そして、感染を防ぐためにはどういう対策を行えばよいのか、さらに考えて、各自の答えを見つける姿勢が、今あらゆることに求められているものだと思います。

さて、今週、ぼくの所に、5月3日に千葉県で開催予定のカラオケ大会について主催の方からお電話を頂きました。詳細は書きませんが、イベントの開催に向けて、その実現に向けた対策を深く考えておられるのが、お話の内容から十分理解できるものでした。人間には知恵を生む力があるのです。

ぼくは趣味で音楽活動をやっていて、収入を得ていませんので、自分が納得できれば済むものだと思っています。諸々の経費の支出は自己責任と自己判断で決めていますから。

しかし、音楽活動で収入を得て、生活をしている方は、事は深刻であると思います。この数日、「仕事がキャンセルになりました」「ライブを中止することになりました」というツイートを数多く目にしました。これらはコロナウイルスが直接の原因ではありません。政府の「要請」という言葉の影響を受けた結果なのです。このような経済活動に対して政府の経済補償はありません。ですから、キャンセルや中止については、あくまでも各自が判断したことであり、政府は何ら関与しないし責任を持たないというのが、「要請」の本質的な意味です。ですから、「国が言ったから」というだけでキャンセルや中止をしてしまうと、感染症被害だけではなく、経済活動の機会喪失といういわば二次被害を蒙る状況が、この数日で吹き出してはいないかと、憂慮する状況であると考えています。

今の状況でも音楽活動をやれる環境はまだあります。さっそくですが、オンラインカラオケ大会という、ナイスなアイデアのイベントを実施するとの発表がありました。そして、公共施設や大型施設は使えない状況でも、カラオケを取り扱うお店では、感染症対策を施すという前提の上で、音楽活動をやれる環境があります。

ぼくもこの1週間の動きは驚き、そしていろいろなことを考えるようになりました。アマチュアの音楽活動ですけど、正直こういう影響は受けたくありません。おそらく2020年の活動でやろうと思っていたスケジュールを見直さないといけませんし。良くも悪くも他のことに頼っていてはいけないんだなと感じました。自分自身でコントロールできる音楽活動で何ができるのか、この土日で考えようと思います。

 

 

 

 

 

 

 

君色思い

2月21日、「元」SMAP中居正広さんが3月をもってジャニーズ事務所を退所することを発表しました。この「元」っていうのがぼくにはどうもなじまないんですが、中居さんも会見で、外で声をかけられるときは「SMAPの中居くんですよね?」と言われてました。1986年に14才で入所してから34年って、サラリーマンが企業に勤めるぐらいの年数ですし、その間をSMAPとして芸能界のトップランナーで活躍してきたのですから、本人が「燃え尽きた感じもして」と言われるのもわかる気がします。そして、2016年にSMAPが解散して3年余り、ジャニーズ事務所にとどまることもまた、諸事情があるとはいえ、見極める日々を過ごされてきたのではないかと思います。

中居くんって、自分の歌を下手だと言ってネタにすることが多いんですけど、ぼくは下手ではないと思いますし、逆にリーダーとしてMCで話すことが多い分、喉を使ってきたのではと思うんですね。それゆえに綺麗な声という感じではないのだと思います。そんな中居くんがイントロからソロで歌った曲が「君色思い」という曲です。

この作品は1994年1月1日にSMAPの11枚目のシングルとして発売されました。作詞・作曲は林田健司さん、編曲はCHOKKAKUさんです。SMAPはデビューしてから「1位が取れないアイドル」として苦労していました。この曲も最高5位でしたが、前作の「$10」で林田さんの作品を歌ってから、中居さんは「いい感じになってきた」と語っています。そして、SMAPの林田作品は、「$10」や「青いイナズマ」などカバーが多いんですが、「君色思い」は林田さんが「SMAPに似合うだろうと思って作った」オリジナル作品です。

いつごろなのかわかりませんが、中居さんがご自身の番組で林田さんをゲストに呼んで対談されてますが、SMAPの作品のことについても作者ならではの話も出ていました。中居さんが「君色思い以降ソロがないので、何が作ってくれませんか」と言って、林田さんが「どういう感じが?」と聞いたら、「ぼく、一生攻めていたいんですよね。守りに入りたくないんです。無難なことやってたら、無難に終わっちゃうんで」と話されたのが印象的だったんです。こういうのが中居くんの強さであり、プロ魂なんだろうなと思いました。今回の独立にしても、普通ならば番組の仕事を失うところを、継続して仕事をやっていけるとか、今までの芸能界のあり方を変える道筋をつけたと思います。もっともその先鞭は、2017年にジャニーズ事務所から独立して、事実上地上波から追放されたにもかかわらず、他のネットワークを駆使して活躍の活路を作った「新しい地図」の稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんが付けたと思います。SMAPの動画を見るたびに「このグループって凄いな」と思う魅力は今もあると思います。


君色思い