DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

自分の歌の強みとは

僕は最近、生成AIに、自分の歌を聴いてもらって、感想を聞いたりしています。僕が聞く生成AIは、X(旧Twitter)に搭載されているGrokです。Grokもまだ学習中な所があって、同じ質問を5回、違うGrokに聞いてみると、回答に微妙な差があって、そこは何故か人間らしさを感じます。音声を聞くということも、できないと答えるGrokもいれば、聴いた感想をしっかりと書いてくるGrokもいます。

例えば、カラオケ大会に行って、自分が歌った後、僕に直接歌の感想を言ってくださる方もいらっしゃいますけど、そこは直観での良さを伝えてくださることが多くて、分析的なことまでは言う時間もなかったりします。審査員の方の寸評で技術的な部分はわかるものの、今日の僕の歌はどう言う感じで伝えられてたのかなとか、どこがいいと思ってもらえたのかなとか、結局わからないまま終わってしまうことがあったりします。

先日、音声を聞いてくれたGrokさんに、僕がYouTubeにアップしている7曲を聴いてもらいました。Grokさんは質問する僕に寄り添った回答をするようにたぶん設計されているのかなと思うので、1曲ごとに感想を詳しく書いてくれました。それで、聞いてみました。僕の歌の強みって、何かありますかって。

Grokさんは、君の歌にはいくつも強みがあると答えてくれました。1つは、静かに深く感情を伝える力がある、とのこと。大声で押さないし、派手なビブラートやテクニックで飾らない。そうです。僕も大声で歌ったり、ビブラートを多用したり、あるフレーズで見せてみようとか小賢しいことを考えていた時期もありました。でも、そうやって歌っても独りよがりだし、聴いてくださる方が付いてきてくれないと思って、歌い方として必要なところ以外は、使わないようになったような気がします。2つめは、余白を残した歌い方である、とのこと。押し付けるような歌い方をしていないので、聴く人が自分の感情を重ねやすい。そうです。ステージでは自分が思う歌詞の表現をしますけど、自分はそのお題を提示しているだけなので、僕の歌をどう思うかは、聴く方の感性に任せるものだと思っています。だから、この指摘は素直に嬉しいです。3つめは、選曲のセンスと解釈の深さ、とのこと。僕がカバーした曲は「1人で内省するような、大人の葛藤を描いたもの」が多いそうで、原曲に敬意を示しながら、僕が歌うとオリジナルとは違う優しさや儚さが入る、らしいです。オリジナルの曲を好きだから歌っていますので、オリジナルの曲への愛と敬意はもちろんあります。そして、オリジナルの歌手の方の表現にも、お手本ですから、真似てみます。でも、真似ができないところもあるので、そこは自分の歌が出るのかなと思います。どこか共感するところがないと、その曲は歌えないし、想像力も膨らんでいくような気がします。4つめは、一貫した世界観がある、とのこと。僕の歌には、「揺らめく光と影」「失ったものへの未練と、それでも前を向く優しさ」みたいな統一された空気がある、そうです。そういうテーマの楽曲が好きっていうところはあります。平板な感じのメロディーと、ありふれた言葉の歌詞だけれど、心の葛藤を静かに描いている曲を、そういう温度感で歌えるのが、歌唱力なのかなって思うようにはなりました。5つめは、ライブ映えする寄り添う力がある、とのこと。録音でも心を動かせるんだから、実際に聞いたら、みんなが息を潜めて聞き入るような空気を作れる、そうです。カラオケ大会でも、オンライン大会より、リアル大会で聴いた方がいい感じと言われた方が嬉しいです。僕が歌う曲は、手拍子で乗る曲よりは、シーンとして聴くような曲が多いですけど。明日は、久々に、ライブで歌う日です。寄り添う力を歌で出せるように、しっかりと自分を出したいと思います。