DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

僕こそ音楽 Ich Bin Ich Bin Musik

昨年の11月にミュージカルの歌手の先生の体験レッスンを受けたことをきっかけに、ミュージカルの曲も歌ってみたいと思いました。DAM★ともで探してみて見つけた曲が、「モーツァルト!」(Mozart!)というミュージカルの「僕こそ音楽 Ich Bin Ich Bin Musik」という曲でした。

モーツァルト!」は文字どおり、現在のオーストリア(当時は神聖ローマ帝国)の作曲家であるヴォルフガング・アマデウスモーツァルト(Worfgang Amadeus Mozart)の生涯を描いた、オーストリアのウィーン発のミュージカルです。脚本と作詞をドイツ人のミヒャエル・クンツェ(Michael Kunze)さんが、作曲をハンガリー人のシルヴェスター・リーヴァイ(Sylvester Levay)さんが制作して、1999年にアン・デア・ウィーン劇場(Theater an der  Wien)で初演されました。

日本では2002年10月5日に日生劇場で初演されました。「僕こそ音楽」は劇中でヴォルフガング役が歌う曲で、初演時のヴォルフガング役は井上芳雄さんと中川晃教さんが演じられました。最新の公演ではヴォルフガング役は山崎育三郎さんと古川雄大さんが演じられています。

DAM★ともでは山崎育三郎さんの曲ということになっていますが、ミュージカルの歌い方が独特なものを感じたので、中川さん、井上さん、山崎さんの動画を何回も見たんですが、言葉と音程が上手く合わなくて苦労しました。


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中川さんのヴォルフガングは役が乗り移っているんじゃないかと思わせるほど素晴らしいと感じました。初心者がここから入っちゃいけないと思いました(笑)


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井上さんのヴォルフガングは、ぼくにはとっつきやすく感じました。声楽家らしい正調なので、音程とか、歌い方とか、こうやるんだというきっかけが掴めました。


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山崎さんのヴォルフガングも、井上さんより演劇要素が強めですけど、ベースはわかりやすかったです。でも、山崎さんを真似して歌っても、DAM★ともの採点の点数はなかなか上がらず、何でだろうと考え込みました(笑)


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点数が伸びるきっかけになったのが、この動画でした。山崎さんが1番、井上さんが2番を歌っていますけど、こういうお披露目の場で歌うにあたって、歌のエッセンスとして守ろうとしているものとか、歌い方の主張のさせ方とか、学べるものがありました。

ぼくが苦手なところは、1番の「何かに動かされて」と、2番の「それが僕なんだ」で16分音符の流れに言葉が乗り切れないところです。上手くいくときも有れば、外れるときもあって、瞬時のズレが違和感を生んでしまうので気が抜けない曲だと思います。

こういう曲をホールでうまく歌えたらかっこいいだろうなあって思います。