DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

バベル東京

1月はオンラインカラオケ動画の大会に4曲も参加して、ちょっと疲れましたので、2月に入ってからは歌を休んで、音楽を聴いています。

参加した大会の寸評が次々とぼくの所に届きましたが、音程とかリズムとか発声はいいんだけど、「無難に聴こえてしまう」というコメントを頂いたものがあって、結構グサッときました。要は、「熱量が感じられない」「響かない」「面白味がない」ということなわけで、詳しいコメントを書いてくださった2人の先生に質問してみたところ、寸評よりも詳しくヒントを教えてくださいました。1人の先生は、音符の長さと歌詞の言葉の多少という点に着目されまして、言葉が少なくて、楽譜では4分音符となっていても、ここを16分音符4拍で歌ってみることで音に揺らぎが生まれるといったお話でした。もう1人の先生は、表拍と裏拍という点に着目されて、ぼくは表拍だけなんですが、裏拍も他のフレーズで取り入れてみることでグルーヴ感が生まれるといったお話でした。

ぼくも、もっとワクワクするような歌を歌いたいと思うんです。自分が聴いていて面白さを感じる音楽って、歩きながら聴いていても、体のどこかでリズム取ったり、軽く口ずさんだりします。ぼくがそんな風に聴けている1曲の中に、シキドロップの「バベル東京」という曲があります。

シキドロップは2017年12月に結成された、ボーカルの宇野悠人さんとピアノの平牧仁さんによる2人組のユニットです。彼らのことはTwitterのフォロワーさんに教えてもらったのがきっかけでしたが、「ホタル花火」という曲を聴いた時に、言葉に新しさもあるし、メロディーにはどこか懐かしさを感じるし、それでちょっと毒づいたところもあるし、面白い作品を作っているという印象でした。ぼくはDAM★ともで「さくら紅葉」という曲が好きで、でもなかなか歌いこなせなくて、最近やっと上手くはまってきたかなあという感触が得られてきました。

その間に、DAM★ともでもシキドロップの他の曲も歌えるようになったのを知って、それらの曲を聴くようになりました。「バベル東京」という曲は、2021年2月17日にリリースされた彼らの3rdミニアルバム「イタンロマン」に収録された曲でした。小気味いいリズムとメロディーの展開のノリがいいなと感じられて、今まで聴いたことがあった彼らの曲の中ではポップスさを感じられました。この曲を自分が歌えたら、かっこいいだろうなと思いました。


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