DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

ステージ衣装

ぼくがカラオケ大会に出る時に、何を着て歌ったらいいのかは、選曲を決める以上に悩ましいことです。カラオケ大会の中には、出場者の方のほとんどが派手なステージ衣装を着ている大会もあるそうですが、ぼくが出たことがある大会では、普段着っぽい私服か、男性はカジュアルなスーツかブレザー、女性はシンプルなドレスという感じです。

ぼくはファッションには無頓着なタイプで、かっこいい私服って持ってません。ステージに立つこともあって、仕事のスーツ姿で、シャツだけYシャツをカジュアルに変えて、最初の頃は出ていました。スーツで出場される方は他にもいらっしゃったので、違和感はそれほどなかったんですが、仕事の服装を休日も着るのはちょっとなあという気持ちがあったので、カラオケ大会用の服を買おうと思いました。

カラオケ大会用の服といっても、ギラギラしたような目立つだけのファッションは嫌だったので、どちらかというと地味でも、シックなカッコ良さがある方がいいなと思いました。でも、服に出せる予算はそれほどない。そういう中で見つけたのが、GUで当時売っていたテーパードトラウザーのジャケットとパンツでした。

ジャケットとパンツを両方買っても1万円かかりませんでしたし、ビジネスシーンでも使えるコーディネートがいいなと思いました。ぼくが歌う曲もそんなに派手な曲はなかったので、歌との違和感もないだろうと思いました。

あとはカジュアルなシャツを何枚か買って、ローテーションで使い回してみました。結果としては予想どおり、カラオケ大会で着ても違和感がなくてよかったことと、出る前に悩まなくなってよかったという効果がありました。

こうして3年ぐらい経ったいま、カラオケ大会に出る服がこの1着しかなかったので、さすがに2着目を買いたいと思いました。

それで、もし買うなら、こういう服が欲しいと沸沸と思っていました。

 


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上の動画で竹島宏さんが着ているロングジャケットみたいな上着がかっこいいなあと思いました。竹島さんだけではなく、若手の演歌歌手の方々は着用されていることが多いです。

こういう服となると、さすがにステージ衣装の専門店に行かないとなさそうでした。ネットでも買えそうでしたけど、洋服って現場で見たり試着したりしないと買えないタイプなので、ホームページを見て良さそうだなと思ったステージ衣装の専門店に行って来ました。

店員さんに「演歌歌手の方が来ているロングジャケットみたいな服ってありました」と聞いたら、「氷川きよしさんみたいな感じですか」と言われたので、「ちょっとイメージ違いますけど」と言って、中澤卓也さんがロングジャケットを着て歌っている動画を店員さんに見て頂いたら、すぐに似たイメージのブルー系のエドワードジャケットと、白のちょっと光沢のあるシャツと、黒の細身のパンツを合わせて持ってきてくれました。凄い。試着してみたら、イメージにぴったりで、自分でも驚いてしまいました。これは買わねばとすぐに買いました。

店員さんと話していて、全般的にステージ衣装は基本的に細身なものが映えるそうで、ぼくが選んでもらった服もいつもよりはきつめのサイズでした。パンツは黒の細身を選んでおくと、上がどういう色になってもそれほど合わないことはないので、いろいろなシーンで重宝するとのことでした。ポケットチーフも、エドワードジャケットは必ず胸元に添えなくてもいいのかなということでした。

店員さんに「ライブとか出られるんですか」と聞かれたので、「カラオケ大会なんです」とぼくが答えたら、「できるようになってよかったですね」と言ってくれたのが何気に嬉しかったです。

ちなみにこのお店はプロの歌手の方もご利用されているとのことでした。このお店はパンツの裾上げはやっていなかったので、近くのリフォーム直しのお店に行って頼んできました。ここでも店員さんに「こちら社交ダンスの衣装ですか」と聞かれたので、「カラオケ大会のステージ衣装で買ったんです」と答えたら、ここでも「できるようになってよかったですね」と同じことを言われたので驚きました。

新しい服を買うと気分も変わるというか、いい気持ちになります。気持ちも新たにして、ぼくが描いているイメージで、ステージで歌いたいと思います。