DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

YOU

ぼくはDAM★ともで多くのアーティストの方の多くの曲を歌っていますけど、音楽の世界って本当に無限に広がっています。ぼくはロック、ポップス、演歌、歌謡曲みたいなジャンルにこだわって聴くタイプではなくて、どんな音楽も聴きたいタイプなので、ふとしたきっかけで、新しいアーティストや新しい曲に出会えたときって、嬉しい気持ちになります。

最近、結構書いてますけど、アリス九號.がYouTubeに公開したSexy Zoneの曲が最近のぼくのお気に入りです。それがきっかけで、それまで歌ったことがなかったSexy Zoneやアリス九號.への音楽的な関心っていうのがすごく高まっているんです。

また、アリス九號.のギタリストであるヒロトさんは「Voicy」という音声のサイトで「秘密基地ラジオ」という放送をされていて、音楽家としての思いをしっかりと話されているのが好感を持てまして、いま結構「ヒロト推し」的な感じです(笑)

そのヒロトさんが9月8日にリツイートされたのが、BALOQUEというバンドが、ボーカリストの怜さんが音楽から引退の意向を示したため、無期限活動休止することを発表している内容でした。ぼくはBALOQUEというバンドのことは何も知りませんでした。そして、BALOQUEのギタリストの圭さんがツイキャスで無期限活動休止について話した内容について、ヒロトさんがリツイートしていました。

音楽の世界では活動休止はよくあることですけど、ヒロトさんがBALOQUEのことをリツイートする理由って何なんだろうと思い、圭さんのツイキャスを聴きました。約30分、発表までの経緯や、怜さんに対しての深い愛情とかをしっかりと話されていて、途中言葉に詰まって涙声になっていて、改めて声で伝えることの重みとか強さを感じました。ファンでも何でもないぼくでも、ウルっと来ましたから。そして、今出会ったBALOQUEの音楽にも関心を持ちました。

BALOQUEというバンドは2001年に4人で結成、2004年に解散し、2011年に活動再開するも2人が脱退し、2012年からは怜さんと圭さんの2人体制となりました。この2人は中学生からの付き合いで、BALOQUEと併せてkannivalizmとしての活動も行っていました。

プロのアーティストが今回の発表に対して「本当にいいバンド」とか「いろいろなことを教えてもらった」というコメントを発表し、BALOQUEのファンの方の心底彼らの音楽に救われ、愛していたという多くのコメント。ヒロトさんも9月11日の「Voicy」で怜さんのことを「凄いボーカリスト」と話し、「強さと優しさと危うさを同時にアウトプットして表現している」と評していました。ヒロトさんは9月10日に行われた圭さんのギターソロライブに行かれて、

「YOU」という曲の演奏に、圭さんの怜さんへの強い思いを感じられたそうです。

この曲は2018年12月25日にBALOQUEの18枚目のシングルとして発売されました。初めて聴いた怜さんの歌声は、確かにやさしさがあるけど、儚さも脆さも感じる、そんな声でした。それと共鳴する圭さんのギターが、まるで怜さんの歌を包み込んでいるようで、また時に何か叫びのように主張されているようで、強い訴えのある演奏でした。

新たな出会いは、ぼくにも新たな学びを与えてくれています。

 


BAROQUE - YOU (Music Clip_Full ver.)