DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

THE KARAOKE

今日はカラオケ大会に行ってきました。「THE KARAOKE 第4回東京大会」というカラオケ大会で、文京シビックセンターの小ホールで開催されました。

カラオケ大会って全国の各地のどこかで、ほぼ毎週のように行われていて、毎週とか隔週とか毎月とか、カラオケ大会に参加される方って結構いらっしゃいます。ぼくはそういう時間もないですし、参加費用のお金もないですし、カラオケ大会に出るようになって1年経ちましたが、1年目で出場したのは6回だけでした。2年目に入って、6月にカラオケ大会に出ましたけど、次に出られるカラオケ大会はないかなと思ってインターネットで見つけたのが、「THE KARAOKE」という大会でした。

過去6回の出場ではホールで歌ったのは1回だけだったので、次はホールで歌いたいなあと思ってました。文京シビックセンターの小ホールといっても300人程度の収容力はあるホールでしたので、これにしようと思って申し込みました。

カラオケ大会当日のぼくのルーティンとしては、大会会場に行く前にカラオケ店に行って声出しをするというのがあります。午前中営業しているカラオケ店は少ないので、今朝はチェックしていた飯田橋のカラオケ店に行ったところ、店員さんが「ご予約されてますか?」と一言。「してませんけど」と答えると、「ご予約のお客さまで満室でして…」との返しが!土曜日の朝からカラオケする人って多いんですね!すぐに飯田橋から神保町に移動し、チェックしていた神保町のカラオケ店に。運よく空いてましたので1時間声出しをしてましたが、今日は久々に夏の暑さが戻っていたので、汗ダラダラになり、汗を拭いながら歌の練習をする感じでした。

その後、会場の受付にやってきました。歌う順番のくじをひいたら27番。受付の人が「トリですね」と言った瞬間、頭真っ白になりましたが、「あ、トリ前ですね」と言い直され、若干回復したものの、そういう歌の順番は初めてだったので、ちょっとドギマギしました。

つまり28名の参加だったんですが、主催者側から「1コーラスの予定だったんですが、今日は2コーラスに変更します」との衝撃の連絡が!ぼくも1コーラスの大会は1回しか出たことがなくて、1コーラスに絞って何十回も練習してましたので、突然のルール変更に動揺しまくりました。慌てて今日歌う曲の歌詞を見直して、2番まで歌うイメージを作っていきました。

今日の大会は1人が歌い終わると、審査員の先生からコメントがあるという形式でした。この形式も初めてだったので、1番の方から順に審査員の先生のコメントを聞いていると、歌の上手い出場者に対しても何気に厳しめなコメントもあったりしたので、「何言われるのかなあ」と段々心配になってきました。

ぼくが今日歌った曲は、林部智史さんの「この街」という曲でしたが、今回は申し込めば自由に曲が選べる大会でしたので、歌ってみたい!というだけで選びました。でもこの曲は、DAM★ともでフルコーラスで歌っていても、95点を超えることが少ない曲でした。点数だけではなく、歌の中身についても、声が安定しないとか、音程が安定しないとか、リズムがタメすぎとか、表現力が低いとか、課題だらけでした。1コーラスで切るという練習をやってみても、最初は80点台前半ぐらいしか出なくて、これは修正しなければと思い、1回のカラオケで10回は練習してました。精密採点DX-Gの採点アナライザーを見たら、どうやら直近200曲歌った中で、127回歌ってたみたいです。精密採点DXの部屋の時もありましたから、150回ぐらいは歌ったと思います。おかげで点数も上がって、音程とリズムは随分高いレベルになりました。

歌はフルコーラスで歌うのが当たり前と思ってたんですが、この数ヶ月ぐらい、自分としてこういう歌でいいのではないかと思ったことが上手くいかないことがあって、成長するための方法を考えあぐねていたことがありました。そこで次に考えたのは、敢えて点数の低い曲に挑戦して、どうやって伸ばしていこうかということでした。

カラオケではいろいろなタイプの曲を歌うようにしています。その中で、ある曲の歌い方が、点数の低い曲のここに活かせるんじゃないかなという気付きがあったりするんですね。同じ曲だけを歌い続けても飽きてしまうタイプなのと、同じ曲を繰り返すと喉の使い方も同じになるので、歌そのものが疲れてしまう感じだったので、喉を痛めないようには注意してました。

さて、本番まであと3人となったので、楽屋に移動しました。前の3人の方がいずれも個性的ですごく上手な方だったので、だんだん緊張してしまいました。自分のステージになったので歌いましたが、声出しで歌いすぎたのか、声が裏返ってしまった箇所が数箇所ありましたし、音の強弱をつけようとしていたところが上手くコントロールできなくて、一本調子になってしまいました。それでも、今日の関係者のほぼすべての皆さんは、ぼくが歌う曲がどんな曲なのかを全く知らないだろうと思いましたので、こういう歌詞で、こういうメロディーの曲なんですよということは歌って伝えたかったと思っていました。歌い終わって、審査員の先生から何を言われるのかなと不安でしたが、いくつもお褒めの言葉を頂けたのが驚きでした。そして、予想どおり一本調子な点を指摘されたのは納得でした。ステージから降りて、主催の皆さんにもお褒めの言葉を頂けたのが嬉しかったです。

今日の大会は超歌うまな方が何人も参加されるのは知っていましたので、もともとどんな賞があるのか見てもいませんでした。悩んでいたこともあったので、ただホールで歌いたい、それだけでした。審査発表で審査員特別賞に自分の名前が呼ばれたときは、本当にびっくりしました。賞を頂けるなんて本当に思ってもいなかったです。そして、これからも「この街」を歌っていくことについて、少し自信が持てたのが嬉しかったです。練習したことは無駄にはならないんだとつくづく思いました。