DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

別れ話をしよう

カラオケ屋さんはお店の廊下でもアーティストの曲を流していますけど、ぼくがカラオケの練習を終えて部屋を出た瞬間、ここ何回か連続して遭遇しているのがポルノグラフィティの曲です。先週は「アゲハ蝶」で、昨日は「サウダージ」でした。ポルノの曲は好きなので、エレベータを待つ間から、エレベータに乗って降りるまでの間、どっちもついつい歌っちゃってました。カラオケ屋さんを出て夜の街を歩いていて、そういえばポルノでこういう曲があったなと思い出したのが、「別れ話をしよう」という曲でした。

この作品は、2001年6月27日に発売された「アゲハ蝶」のカップリング曲として収録されました。作詞はハルイチさん、作曲はシラタマさん、編曲はak.hommaさんです。ポルノグラフィティはロックバンドなんですけど、ご本人たちも「ロックにはこだわってない」と話すとおり、いろいろな趣の作品を作っています。アキヒトさんの爽快感あふれる声を前面に出した「ミュージック・アワー」や「ハネウマライダー」のような作品もあれば、「ヴォイス」や「Winding Road」のようなバラードもあれば、「シスター」や「黄昏ロマンス」のような静寂や穏やかさを感じるような作品もあります。これが、カップリング曲とかアルバム曲とかになると、一人語りのような曲もあったりするんですが、「別れ話をしよう」も、文字通り別れ話をテーマにした歌です。

歌詞は、「東京」ってにおいのする この暗いBarで 別れ話をはじめよう… バーボンかなぁ…ここは という場面から始まります。ハルイチさんの実体験じゃないかと思うくらい、別れる時の気まずさや、刻々と時が過ぎていく様子が、リアルにいい歌詞で表現されているんです。「この煙草を消したら 席を立とう 二人の時間が終わる 灰になってく」、「今日までは愛する人 店を出たら遠い人」、「また巡り合うには 東京は広すぎる」、「さっきまで愛した人 今はもう遠い人」という感じで、関係を断絶するってこういうものなんだよなっていうのが伝わってきます。

カラオケ屋さんを出てしばらく歩いて、金曜日の賑わいを見せる夜の街の、狭い路地に入っていくと、こういう雰囲気のBARとか喫茶店が何軒もあって、この作品の描くお店の雰囲気にぴったりな感じなんですよね。

「別れ話をしよう」はDAM★ともでも歌うことができます。こういう曲、割と好きなんですよね。1人カラオケの時にひっそり歌う曲かなって感じですね。ライブハウスでほのかに暗めな照明の中で歌ったら、歌の雰囲気が出るかもしれませんけど。みんなの前でカラオケで歌うのはちょっと無理かな…。

ポルノグラフィティの動画が取れませんので、この作品を歌われている方の動画をご紹介します。(ぼくではありません。)


別れ話をしようを歌ってみた