DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

噂のふたり

DAM★ともやカラオケ大会で聴いた曲を自分で初めて歌ってみると、聴いたときとは違う感覚というか、歌ってみて意外と難しい箇所があるなあと気づくこともあれば、この曲って意外と自分に合ってるのかもしれないということもあったり、出会いはいろいろな結果を出してくれてます。

さて、21日に新しい曲を4曲初めて歌ってみましたが、その1曲が竹島宏さんの「噂のふたり」という曲です。

ぼくが竹島さんの曲に初めて出会ったのは、前作の2018年3月14日に発売された「恋町カウンター」という曲でした。演歌らしくなくてポップスな感じで、竹島さんも踊りながら歌ってたので、ぼくも歌ってみようと思いました。初めて歌ったときに、作詞が松井五郎さんで作曲が都志見隆さんという、ポップスの曲で見る作家の方だったので、そのことにも驚きました。初めて歌ってみたときは、ノリの良さは予想どおりでしたが、音階が早いので、さらりと歌うところで音程を維持していくのが意外に難しいと思いました。

竹島さんの作品を調べていたら、前々作の2017年1月25日に発売された「月枕」も松井さんと都志見さんの作品だったので、歌ってみたらいきなり96点が出たので、ぼくに合ってるのかもしれないという感触を得て、今も歌っています。カラオケ大会の曲として歌ったことはありませんが、先日出たジェネステの東京第一会場の採点チャレンジで「月枕」を歌ってみましたが、95点を超えられたのでホッとしました。

こうして、ぼくの歌のレパートリーに入った竹島さんの新曲「噂のふたり」は2019年3月13日に22枚目のシングルとして発売されました。この作品も作詞は松井さんで作曲は都志見さんです。「恋町カウンター」よりもポップス色が強くなり、1970年代~1980年代のアイドル歌手が歌うような曲調だなあと思いました。

歌手の事務所やレコード会社には販売戦略があると思いますが、既にコアなファンの支持を得ている竹島さんが、更にファン層を広げようというところで、ポップスな方向にウイングを広げつつ、40代以上の年齢層に馴染みのあるポップスでという方向なんだと思います。その点は、「唇スカーレット」の山内さんもたまたま同じ戦略だったんですね。

竹島さんも「恋町カウンター」よりも振付が結構激しくなったのに、頑張って歌ってる感じが窺えます。ぼくも初めて歌ってみましたが、「恋町カウンター」と同じで、一見歌いやすそうなんですけど、やはり音階に合わせて音程を維持する微妙なところが難しいと思いました。

それと気づいたんですけど、千葉テレビの「カラオケトライアル」で徳久広司先生が言われるコメントの中で、「これは歌唱力を前面に出す曲」とか「これは楽しむ曲」と言うコメントがあって、そういう意味では「噂のふたり」も楽しむ曲だなと思いました。歌手の性(さが)というか、どうしても歌い方は音を伸ばしがちになるんですが、この際もっとさらにはっちゃけて、軽めに歌った方が作品としてのノリも一層良くなるのかなと感じました。ぼくもDAM★ともでは録音しか出しませんので、ユーザーさんにはわかりませんけど、「噂のふたり」の振付を覚えてやってみつつ、自分がアイドル歌手だと思いながら、軽めに歌ってみたいと思います。


BKTAG194 噂のふたり④(衣装違い) 竹島宏 (2019)190317 Ver3L HD