DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

You Are So Beautiful

DAM★ともでも、カラオケ大会でも、他の方の歌を聴くことで、自分が日頃歌わないアーティストの曲に出会うことができますし、さらにその曲が自分の琴線に触れるいい感動を与えてくれるものだったりすると、何か得した気分になります。

ジェネステ2018DAY-2東京第二会場大会で聴いた多くの曲は、ぼくが歌ったことがない曲ですが、その歌を聴いて、いい曲だなと思える曲が何曲もありました。この大会では、日頃から音楽活動をされている方も出場されましたが、今崎拓也さんというシンガーソングライターをされている男性の方が歌った、槙原敬之さんの「You Are So Beautiful」という曲も、いい感動を貰った1曲でした。

ぼくが知っている槙原さんの作品は、デビュー初期の頃の「どんなときも。」や「冬がはじまるよ」や「もう恋なんてしない」などの一連の大ヒット曲や、SMAPに提供した「世界に一つだけの花」や、CHEMISTRYに提供した「約束の場所」ぐらいで、「堂本兄弟」などテレビでお姿を拝見することはあっても、槙原さんの作品を突っ込んで聴いたことはありませんでした。

それだけに、今崎さんが歌った「You Are So Beautiful」を聴いて、「こういう槙原さんの歌の世界があったんだ」と初めて知って、メジャーな作品では知りえないアーティストさんの奥深さを感じました。ブルースの響きを感じました。

音楽活動をしている方はプロの方でありますから、ぼくみたいな素人のカラオケよりは一歩も二歩もずっと上なんですよね。選曲自体がそうなんですけど、この曲も自分に歌える自信がないと選ばない曲だと思いました。今崎さんの歌っている姿を見て、歌の見せ方も上手いですし、曲の難しいところもうまく表現しているし、何よりも自分なりの歌の世界観を持って歌われているんだなあということを強く感じました。

「You Are So Beautiful」という作品は、2001年11月21日に発売された槙原さんのアルバム「Home Sweet Home」に収録された1曲です。槙原さんにとっても、事件後活動を再開し、コンサートも解禁された時期でもありました。槙原さんは「あの事件があったおかげで、『僕は僕だけで生きてるんじゃない』『僕の歌を本当に聴いてほしい人に歌が届いてない』ということに気がついて。そこでまた、曲作りにボッと火がついた。これからは、サウンドとかじゃなくて、何が言いたいか、だって。それから、また曲作りが楽しくなりました」と話されています。槙原さんは「詞先」で作品を作られるんだそうですが、「You Are So Beautiful」の歌詞を読んでいると、そういう気持ちが込められているんだなということがわかりました。

ぼく的には今崎さんの歌も「絶対に入賞じゃん!」と思ったと同時に、自分でも「You Are So Beautiful」を歌ってみたいと思いましたが、キーは高くて、節回しも難しいので、何回ぐらい練習したらDAM★ともに出せるか、ちょっとわからないですね。


You Are So Beautiful 槇原敬之