DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

Only Human

ジェネステ2018DAY-2東京第二会場大会関連の話題を続けます。出場された方の歌を聴いて感動した曲が何曲もありました。大会の入賞枠は5位までしかないんですけど、ぼく的には「入賞と同じじゃん!」と思う方が何人もいらっしゃいました。会場内に歌の世界観を漂わせたという意味で、ぼくが一番ジーンと来たのは、Kさんの「Only Human」という曲を歌われた男性の方の歌でした。

Kさんは2004年に韓国で歌手としてデビューしますが、ピアノの弾き語りができるアーティストを探していた日本のスタッフにスカウトされ、2005年3月2日にシングル「Over…」で日本でもデビューしました。「Only Human」は、4枚目のシングルとして発売されましたが、フジテレビ系ドラマ「1リットルの涙」の主題歌に起用されたこともあり、シングルチャート10位以内に7週ランクインする大ヒットとなりました。

ぼくは何となくこの曲は知ってましたけど、じっくり聴いたことは今までありませんでした。ジェネステの東京第二会場大会の終了後、歌った内容についてジェネステの社長さんがお話して頂ける時間があって、質問がある人が並んでいました。ぼくの2つ前に並んでいた方が「Only Human」を歌った方だったんですが、社長さんが「やはりここの部分の声の出し方なんですよね」といきなりマイクで歌った箇所が、「流れに逆らう舟のように」というファルセットで高音を歌うところだったんです。社長さんがあまりに繰り返して歌うので、周りでも同じように「ふねのように~」とやり始めてしまいました。

ぼくもその後で高音のファルセットの部分を指導されたこともあって、翌日は反省会ということで一人カラオケで、ファルセットを使う曲で練習して、「Only Human」も初めて歌ってみました。作詞が小山内舞さん(=松尾潔さんの作詞上の名義)、作曲が松尾潔さんと田中直さんの共作というテロップを見て、松尾さんの音楽の世界の歌なんだなと思いました。歌ってみたら、ぼくにとってはキーが高い曲でしたけど、ファルセットの練習をするのには適していて、先ほどの「流れに逆らう舟のように」のところも上手く出すことができました。点数がいきなり96点台が出たので、これはひょっとして相性がいい曲なのかもと思い、DAM★ともの公開申請に出してしまいました。でも、地声から裏声への切り替えは上手くできなくて、新たな課題を見つけた感じがします。

一人カラオケで選曲をしていると、どうしても自分が好きな曲とか、好きなアーティストの曲とかに絞られがちなんですけど、他の方の歌を聴いて、自分も歌って試してみると、意外とそこに自分の新たな引き出しを作ってくれる可能性が出てくるかもしれません。ということで、「Only Human」はもっと練習してみたいと思います。


K & ビューティーこくぶ - Only Human