DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

ジェネステ2018 DAY-2 東京第一会場大会

2月2日、ぼくはジェネステ(NEW GENERATION LIVE STAGE)というカラオケ大会のDAY-2(地方予選)東京第一会場大会に行って、歌ってきました。

ジェネステはまずDAY-1(音源審査)がありますので、自分の歌をCDに録音して送りました。現役のシンガーの方やボーカルトレーナーの方など6名の審査員の方が審査をしてくださり、詳細な寸評を返していただきました。

どの曲を選ぶかというのが第一の関門ですが、日頃のDAM★ともで、素点が95点以上取れている曲の中から、点数が伸びてきていた、林部智史さんの「恋衣」という曲を選びました。ぼくはもともと高い音が出ないこともあって、最高音はファルセットを使いますので、どうしてもファルセットから地声への切り換えが必要なんですが、そこがうまくいったりうまくいかなかったりという繰り返しでした。安定して高得点が取れている他の曲で安全パイを取る方法もあったんですが、プロの方の寸評が戴けるのはありがたいと思い、DAY-1を通過しなくても構わないと思い、この作品でエントリーしました。

エントリーから3週間後に審査結果が届き、音源審査を通過して、DAY-2に進むことができました。ファルセットと地声への切り替えについては失点の指摘を頂きましたが、それ以外の箇所についてはお褒めの言葉を頂けたので、「それならDAY-2でも無事に歌えるかも」と思い、DAY-2も同じ曲でエントリーしました。

その後はビッグエコーに行っても、時間の半分以上は「恋衣」を歌って、失点部分についての改善方法のコメントを受けて、ファルセットの練習とか地声への切り替えの練習をしてました。この歌い方ならいいかもしれないと光明が見えたのが本番2日前の1月31日でした。

東京第一会場は歌舞伎町にある「新宿Motion」というライブハウスでした。ジェネステはDAY-1の審査基準や、事務局のツイートなどを見て、初心者からすごく上手い方までを幅広に集めるのかなと思っていましたが、本番前日に発表された歌唱者と歌唱順の表を見たら、上手い方のお名前があちこちにあり、「出るんじゃなかった…」という思いがしました。そして、本番当日の皆さんの歌を聴いていて、「ここには上手い人しかいないんだ」ということを実感しました。いつもそうなんですけど、ぼくには他の上手い方の歌を真似ることはできないので、結局はぼくの歌をお届けするしかないというところに行き着きます。ただ、上手い方の歌やステージングを生で見るのは学ぶことが多いですし、細かい仕草も含めて、自分の歌に生かしていけると思うことがいくつもありました。

過去のジェネステの大会映像をYouTubeで見ていて、会場のノリが悪いというか、雰囲気が冷たそうな大会なのかなと心配していましたが、今回はその逆でいい雰囲気でした。ジェネステの事務局である社長さんや司会の方やスタッフの方が、温かい空気感を作ってくださったこともあり、イベントとして楽しめましたし、会場も終盤にかけて盛り上がっていったと思います。

休憩の時間を使って「採点チャレンジ」というコーナーがあり、カラオケの高得点を競い、全国1位となった方はDAY-3に進めるという特典もあるんですが、むしろ真の特典は、本番以外にもう1曲ステージで歌うことができることにあるのだと思います。ぼくは最初は「採点チャレンジ」に出るつもりはなかったんですけど、せっかくのチャンスであることに気づいたので、本番で「恋衣」を歌った後に申し込みました。そのときに、ジェネステの社長さんに「素敵な歌唱でしたね」とお声かけを頂けたのが嬉しかったです。ぼくもいつもは一人カラオケですから、人に自分の歌を褒められるということがないので、褒められることには慣れてないんです…。その後、「採点チャレンジ」では竹島宏さんの「月枕」を歌って、95点は超えたのでほっとしましたが、司会の方が歌いやすいようにMCで2,3の会話をして頂けたのも歌う気持ちが楽になって良かったです。

出場された皆さんが僅差なのだと思いますが、3位から7位までは決めるまでに審査員の間で議論があったそうでした。ぼくもカラオケ大会が今回で4回目となり、緊張することはなくなりましたけど、もっと歌が上手くなりたい、もっとステージングを工夫したいという思いは一層強くなりました。入賞にはまだ届かないレベルなんですけど、会場を出た後から初めて「悔しい」という思いがじわじわとこみあげてきました。他の出場者の上手い方のツイートでも「悔しい」という言葉がありました。

何十回も歌えば、歌は上手くなると思います。今回の「恋衣」も、初めて歌ったときは88点でしたけど、今は99点も取れるようになりました。だから、できないことはないと思っています。この後、ジェネステから寸評が頂けるということですので、失点箇所の改善をしたいと思います。そして、いつかは入賞したいですね。