DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

夏の終りのハーモニー

ぼくもカラオケで色々なアーティストの作品を歌っている割には、好き嫌いがあって、「食わず嫌いな曲」というのも結構あります。その1曲が、井上陽水さんと安全地帯のデュエットによる「夏の終りのハーモニー」という曲でした。

この作品は1986年9月25日に安全地帯の12枚目のシングルとして発売されました。作詞は井上陽水さん、作曲は玉置浩二さん、編曲は星勝さん、安全地帯、中西康晴さんの共作になります。

たぶんこの作品をカラオケで初めて聴いた時の印象が悪かったんだと思います。陽水さんや玉置さんはぼくより一回り以上も上の方だし、この作品をカラオケで歌っている素人さんたちも同じ世代の方が多くて、だからなんだと思いますけど、その時のぼくから見てると、何か古臭くて、ハーモニーを押しつけられているような印象があったんです。それ以降、あまり聴きたくない曲で、ぼくも歌わない曲でした。

そんな考えが変わったのは最近のことで、CHEMISTRYNHKの番組で、カバー曲を歌う番組だったと思いますが、「夏の終りのハーモニー」を歌っているのを見ました。彼らの歌を聴いて、プロだなと思うのは、オリジナルの歌手の歌い方に引きずられず、自分の歌を歌っているんですね。そして、ハーモニーも押しつけがましくなかったです。

この作品って、歌うのが難しい曲だと思いました。だから、ぼくは歌うのを避けていたのかもしれない。自分を試してみようと思って、カラオケで初めて「夏の終りのハーモニー」を歌ってみたら、1フレーズづつ歌っていくうちに、今まで嫌いだった曲が、意外にも自分に合っているのかも…と思ってしまいました。3回目ぐらいの歌をDAM★ともの公開曲に申請してみました。


ケミストリー 夏の終わりのハーモニー