DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

Another Orion

東京カラオケまつり新宿大会を観覧して、111名の方の歌を聴いて、ぼくも自分で歌ってみようと思った曲がいくつもあって、その1曲が藤井フミヤさんの「Another Orion」という曲でした。

この作品は1996年8月7日に藤井さんの10枚目のシングルとして発売されました。作詞は藤井さん、作曲は増本直樹さん、編曲は富田素弘さんです。増本さんはこの作品で有名になられた記憶があります。藤井さんが主演を務めたドラマ「硝子のかけらたち」の主題歌にも起用され、オリコン1位となる大ヒット曲となりました。この年の紅白歌合戦でも歌唱されました。当時、この作品を聴いたときから「すごく感情が入ったバラードだなあ」と思い、いい歌だなあとすぐに思いました。ぼくが初めて買ったCDシングルはこの「Another Orion」なんです。

好きだなあと思ったのはBメロのところで、1番の「さあ 立ち上がり 繋いだ手を放そう ここからは ひとりでも 帰れるだろう」、2番の「さあ もう行こう 振り向かずに走ろう 一度だけ あの場所で 手を振るから」っていう歌詞もグッときますし、メロディーのAメロからの展開がいいと感じています。

チェッカーズの作品もフミヤさんの曲も歌うととかくフミヤさん的な歌い方になりがちなんですけど、フミヤさんがこの作品について、「ぼくもこの曲は変に飾りを付けずに、素直に歌ってみようと思った」と話されていたのが印象に残っていて、DAM★ともで公開しましたけど、フミヤさんにならないように意識して歌ってみました。

この当時のフミヤさんはポップス歌手としては最強だったと思います。


Another Orion..