DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

今週は東京も真夏日が続き、もうすぐ夏がやってきそうな感じです。カラオケも夏歌が合う季節になってきましたが、夏歌のイメージがある1曲が、福山雅治さんの「虹」という曲です。

この作品は2003年8月27日に福山さんの18枚目のシングルとして発売されました。福山さんの作品はほとんど井上鑑さんが編曲をされますが、「虹」は作詞・作曲・編曲を福山さんがすべて行っています。テレビドラマ「WATER BOYS」の主題歌にも起用されました。このシングルのC/Wの1曲は、2002年に前川清さんに提供した「ひまわり」を福山さんがセルフカバーしています。もう1曲は「それがすべてさ」という曲で、当時のポカリスエットのCMソングに起用されました。この3曲のバランスがよくて、ぼくの中ではお買い得なシングルでしたが、福山さんの歴代シングルの中では、「桜坂」、「HELLO」、「IT'S ONLY LOVE」に次ぐ4位の売上で、2003年度オリコン年間シングルチャート2位の大ヒットとなっています。ただこの頃の福山さんは、紅白歌合戦への出場を実質拒否してた頃なんですよね。

DAM★ともでぼくがお気に入りアーティストに入れている福山さんの曲は、低音で歌えるので歌いやすいというのもありますが、思っているほど歌うのが易しいわけではないと思います。冒頭の「聞いて欲しい歌があるよ」というのも、ただ歌っているとのっぺりした感じになるのと、音程が今ひとつ安定しないんです。だからぼくは「聞いて/欲しい/歌が/あるよ」みたいに、3音ずつ切っていくような感じで歌ってました。AメロとBメロはこんな感じで続きます。サビの「ただ地図を広げて ただ風を待ってたんだ 答えもなく」と「いま僕は行くのさ イメージの向こう側へ 僕の向こうへと」は、福山さんの声質が生かされている部分です。井上鑑さんが福山さんの歌の強みについて「彼の声質は楽器のようである」とコメントしていたのを見ましたが、低音で響きのある福山さんの声質は、顔もイケメンですけど、声もイケメン、イケボだなと思います。「答えもなく」と「僕の向こうへと」のところで、低音に力を入れて歌うと、歌にメリハリが出ているように感じます。ぼくもそういう福山さんの歌い方を参考に歌ってます。「虹」は、キラキラした夏空と照りつける太陽を感じさせてくれます。


【PV】虹~Original Version~《歌詞付き》- 福山雅治《Video Clip》