DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

パラレルワールド

歌が好きな方はテレビの音楽番組もご覧になることが多いと思いますが、ぼくは地上波のキー局が放送している音楽番組とかカラオケの番組はほとんど見てません。Youtubeでも再生されるような往年の音楽番組、「ミュージックステーション」や「ミュージックフェア」は今も放送してますけど、「夜のヒットスタジオ」、「ザ・ベストテン」、「ザ・トップテン」、「HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP」を見ていた視聴者からみるとちょっと物足りない感じがします。

一方、まったりと音楽をダベっているような番組が見たくて、地方局の番組を探しに行くと、ブレイク前のアーティストの音楽を聴ける機会が割とあったりします。テレビ神奈川TVK)で放送している「ミュートマ2」を先週見ていた時に、「この曲いい感じだなあ」と思ったのが、大石昌良さんの「パラレルワールド」という曲でした。

最近、DAM★ともの公開曲で「オーイシマサヨシ」さんの名前をたまに見たことがあったんですが、この大石さんと同一人物で、2014年にアニメ・ゲームコンテンツ向けの名義として「オーイシマサヨシ」を立ち上げたんですね。2017年に発売したアルバム「仮歌」はオリコン15位と自己最高を記録し、収録曲の「ようこそジャパリパークへ」は平井堅さんも絶賛してました。

そして、どこかで見たことあるかなと思っていたら、Sound Scheduleというバンドのボーカルの人だとぼくの中で繋がりました。Sound Scheduleは1999年に神戸商科大学の軽音楽部にいた3人で結成され、2001年にメジャーデビューしましたが、2006年に一旦解散、2011年に再結成し、今も活動しています。正直、ぼくは彼らの曲をじっくりと聴いたことがなくて、この5日間でにわか勉強しました。売れ線は狙わずに、結構渋めで難解なテーマをサウンドにしている印象です。名曲っていう感じがしました。

大石さんは2008年からソロ活動をされていますが、いい感じで肩の力が抜けたような音楽で、音も歌も楽しみながら歌っている様子にすごく好感を持ちました。そして、長年のキャリアから音楽の引き出しもたくさん持っていそうな感じが、ライブの映像を見ながら思ったところです。知る人ぞ知る存在だったようですが、ビジュアルもいまどきというか、星野源さんや高橋一生さんに似てるような似てないような…、今後ブレイクの予感がぼくはしたんですが…ぜひ当たって欲しいアーティストさんです。


パラレルワールド(1cho ver)/大石昌良