今年の1月18日に「青いダイヤモンド」でデビューした中澤卓也さん。爽やかな感じでまっすぐないい声に魅かれ、ぼくもDAM★ともで歌って公開しました。そして、今日は中澤さんの2枚目のシングル「彼岸花の咲く頃」が発売となりました。
ぼくは中澤さんのオフィシャルブログ「ダイヤモンドダイアリー」をよく読んでいますが、ステージで歌を歌う仕事も忙しいし、おそらくその後も色々と仕事の続きがあると思いますけど、毎日ブログを更新しているのが素晴らしいと思います。ブログでは、今日はこの場所でこういう歌を歌って、お客さまと一緒に写真撮影をした話を書いていますが、歌を聴いていただくための地道な努力を感じます。演歌歌手の強みは、営業をするのに地元のレコード店とかカラオケ喫茶とか、細かく活動を行えるネットワークを持っていることなんですね。ポップスの歌手でこういったネットワークがないと、イオンの特設ステージとか、ライブハウスになるんでしょうね。演歌の営業活動は、選挙運動と似たものを感じます。それと今はインターネットは芸能活動に欠かせないわけで、中澤さんもブログの他にtwitter、Facebook、Instagramを併行するのも、ある意味常套手段ですね。
さきほど初めて「彼岸花の咲く頃」をYoutubeで聴きました。中澤さんご本人の解説によると、「彼岸花の咲く頃」を通して、昔好きだったあの人と話した会話、風景などが目の前に広がったりあの人はいまどうしているんだろう、そんなことを感じていただいたりそこに切なさや哀愁が感じられる新曲です♪とのことです。「青いダイヤモンド」は爽やかなデビュー曲なのでわかりやすい曲でしたが、「彼岸花の咲く頃」は最初はとっつきにくいわかりにくさを感じました。22才の中澤さんが歌うには余りにも高齢者のお客さまを対象にしたテーマだったかなと思います。でも中澤さんは歌の上手い方なのでよくまとめていると思いました。この作品を聴いて、思い出したのが岩崎宏美さんの「すみれ色の涙」でした。ド演歌ではなく、J-POPでもなく、少しフォークの匂いがしました。昭和40年代~昭和50年代の歌謡曲をフューチャーするのであれば、そのうち野口五郎さんが歌われるような作品を、中澤さんには歌って欲しいと思っています。
彼岸花って、曼珠沙華とも呼ばれる、つまり同じ花なんですね。「曼珠沙華の咲く頃」じゃNGだったのかなあ。