DAM★ともに自分の歌を公開に出すときはぼくなりの基準があって、点数は90点以上で、曲の雰囲気が全般的に出せていて、その日の声の調子から見て、これが一番良く歌えているかな?と思うものを出すようにしています。今までよく歌っていた曲であれば、終了10分前の電話があった後でも、サクッと歌って録音できるんですが、久々に歌う曲とか、初めて挑戦する曲となると、ぼくの公開基準に届くには何度も歌って練習しないと、曲の雰囲気が体の中に入ってこないです。いま何曲か練習してますが、その1曲が、ポルノグラフィティの「ヴォイス」という曲です。
この作品は2001年10月17日に彼らの7枚目のシングルとして発売されました。作詞は新藤晴一さん、作曲は本間昭光さんです。デビューしてから初のバラード作品だったんですが、ボーカルの岡野昭仁さんのパワフルで独特な節回しの歌声が、曲に厚みを持たせているように感じます。
歌詞は、主人公の僕が、いつか出逢うべき誰かを探し続けています。「僕の名前を呼ぶのは誰?」と周りを見渡し、「僕のことを知っているのかい?」と名前を呼んだどこかからの「ヴォイス」に問いかけ、「僕も誰かを探しているんだけれど」と語りかけます。「誰かに逢いたくて 逢いたくて逢いたくて ぼくは此処にいるんだ ねぇそうだろ?」という一節を改めて読むと、インターネットの世界ってまさにこんな感じだなあと思います。DAM★ともはSNSですけど、ぼくも他のユーザーさんたちが公開した曲を手掛かりにして、まだ出逢ってない誰かを毎回探しているんですよね。そういう中で、自分が牽き付けられる歌を歌っているユーザーさんに出逢うと、何か宝物を掘り出したような気分になることもありますし、何となくこのユーザーさんとは交流できそうかなというシンパシーを感じることもあります。DAM★ともではお互いの歌を聴くだけなので、お互いにコメントを出せるわけではないんですけど、その歌声から何となくそのユーザーさんのパーソナリティを少しは感じることができます。
さて、「過去がくれたヴォイス 明日に導くヴォイス 君が近くにいる 届くよ」というのが「ヴォイス」の歌詞の最後ですが、この作品は探し求めて迷っているというよりは、前へ向けて進もうという気持ちがこめられていて、深い作品だと思います。ポルノグラフィティの作品は好きなんですけど、こういう目立たない作品の方がアルバムも含めて割といい味を出していると思うんです。切なくて印象深い感じです。
昨年の11月4日にこのブログを始めてから今日で1年が経ちました。どこで見つけていただけたのかわかりませんが、ぼくのブログを読んでいただきありがとうございます。大したことは何も書いてません。DAM★ともで公開した曲について感じたことを基本に書いてますが、思いつかない時は音楽全般について感じたことを書いてます。書くに当たっては間違いがないように色々と調べながら書いてますが、書いている自分自身が雑多な知識を整理するいい機会になって、結構勉強になってます。DAM★とものユーザーさんたちにはぼくのブログを宣伝はしてませんけど、どこかで見つけたらしくて、何となく読んでいただいてる感じがします。でもDAM★とものぼくの公開曲の再生回数は相変わらずな感じ…ですね。ブログももっとアクセス回数が増えてほしいし、公開曲ももっと再生回数が増えてほしい。まだ出逢っていない未来へのぼくの願い…です。
「ヴォイス」を歌っている方の動画です。(ぼくではありません。)
Request Trial 2014 Vol.42 ヴォイス/ポルノグラフィティ(cover)