DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

恋のメラギラ

ぼくもDAM★ともでいろいろなジャンルの歌を歌ってみたい、もし声の調子が良かったら、ハイトーンボイスで歌ってみたい…と見果てぬ夢を思っているなかで、見つけたのが、川上大輔さんの「恋のメラギラ」という曲でした。

川上大輔さんは2013年に「ベサメ・ムーチョ」でデビューした演歌歌手で、何といっても「プラチナボイス」と呼ばれる超高いソプラノボイスが特徴的です。見た目も堂本光一さんの弟みたいな感じです。川上さんの5枚目のシングルとして2015年7月29日に発売されたのが「恋のメラギラ」で、作詞は宮下浩司さん、作曲はコモリタミノルさんです。宮下さんというと、Kis-My-Ft2の派生ユニット「舞祭組」のデビューシングルを、SMAP中居正広さんと共作した宮下兄弟の弟さんですね。コモリタさんはSMAPへの「SHAKE」や「らいおんハート」などの楽曲提供をされてきた方です。そんな2人の作品ですからと期待して聞いたら、「メラメラメラ ギラギラギラ」のイントロで始まり、全然演歌じゃないです。川上さんもルックスはジャニーズ系なんで、全体的には郷ひろみさんが歌いそうな作品で、コンサートでは歌って踊ってみんなで盛り上がれる作品です。ただ、ぼくには余りにも声が高すぎて、原曲キーでは歌えません。

川上さんがデビュー前によく歌っていたのは、平原綾香さんの「Jupiter」だそうです。うん、すごく合ってそうな気がします。演歌や歌謡曲というジャンルにこだわらず、自分の声を活かした作品にめぐりあえたら、ブレイクするんじゃないかなと思います。若手のいわゆる演歌歌手の中には、本当は演歌よりもポップスの方が合っている歌手の方もいて、松原健之さんも村下孝蔵さんの「初恋」を歌うといい歌になっていると思いますし、中澤卓也さんもご自身がNHKのど自慢で優勝した森山直太朗さんの「さくら」とか「愛し君へ」とか歌ってると、これが本来の中澤さんの歌なんだろうなと思いますし。どの方もおそらく歌手になりたくて、何年も練習というか修行をして、歌手デビューの入口がたまたま演歌だったんだろうなと思います。でも入ったらこっちのもの、色々な歌を聞かせていただいて、幅の広い歌手になって欲しいと思います。


川上大輔「恋のメラギラ」