ぼくは声質が低めなので、高音でかっこよく歌っているアーティストさんには憧れます。2000年代に活躍していたSURFACE(サーフィス)の作品も結構好きで、うまく歌えないのは承知で、今でも歌っています。最近歌っているのは「ジレンマ」という作品です。
SURFACEは1998年5月に「それじゃあバイバイ」でデビューしました。当時の人気ドラマ「ショムニ」の主題歌だったので、覚えている方もいると思います。2枚目のシングルとして1998年8月に発売されたのが「ジレンマ」でした。セールス的にはあまり売れなかったので、3枚目のシングル「さあ」、その後の「なにしてんの」に比べるとインパクトが薄いんですが、ぼくは、奇をてらった感じがなくて、正面から音楽やってる感じがしたので、結構好きな作品です。歌詞は椎名慶治さんが書いてますが、彼女に好きとなかなか言えなくて、友情と愛情の間で悩むジレンマを描いています。「恋の悩みなど今ここで Ah 持ちかけられても そりゃ困る でも 「誰よりもなんか話しやすい」って 言われりゃ断る理由が出てこない」という一節がぼくは気に入ってます。
「なんで僕は こんなに臆病なんだろう? 友情と愛情の 板ばさみの中で こんな不満 君に言えるはずもない 本当は一番 伝えたいけど」 …男と女の友情は成立するのか?って、この頃は割とドラマのセリフでも使われてました。1996年に大ヒットした「ロングバケーション」もそうでした。瀬名と南もあれから21年も経ったんですね。
椎名さんも永谷さんも若い頃の映像です。