DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

雨ニモマケズ

今から2、3年前、ある企業のCMのBGMでかかっていた曲が耳に止まり、調べてみたら、宇佐元恭一さんというシンガーソングライターの方が歌われている、「雨ニモマケズ」という作品でした。この作品は題名のとおり、宮沢賢治さんが書いた「雨ニモマケズ」に、宇佐元さんが曲をつけたものです。この作品が完成したのは2002年頃のことで、宇佐元さんは当時ライブで歌ったところ絶賛されたそうで、2005年にまず自費発売をして、2006年9月に日本クラウンがメジャーシングルとして発売するに至ったそうです。宮沢賢治岩手県の出身であることから、宇佐元さんも岩手県内でのライブ活動が増えて、「希望郷いわて文化大使」、「花巻イーハトーブ大使」、「普代村観光大使」を委嘱されたそうです。

ぼくもこの作品を初めて聴いたとき、歌詞は「雨ニモマケズ」の素読(そどく)のままで、宮沢賢治が書いた言葉を、宇佐元さんが伸びやかなメロディーに、自然な感じで、一字一句を丁寧に合わせたなあと感じました。ぼくは宮沢賢治さんに興味はもともとなかったし、写真で見る宮沢さんが何となくとっつきにくく感じていたんですが、宇佐元さんの歌で「雨ニモマケズ」も覚えることができました。まさに宮沢賢治の伝道師のようなこの作品を聴いた方々が絶賛したのもわかりました。DAM★ともでも公開していたユーザーは1人だけだったので、ぼくもそのユーザーさんの歌を参考に、勿論宇佐元さんの歌を参考にして、公開しました。もっと多くの皆さんに聴いていただきたい作品です。


雨ニモマケズ・宇佐元恭一 New PV