DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

君の為のキミノウタ

最近の音楽シーンの中で、「魔法の絨毯」のヒットをきっかけに注目を集めているのが、シンガーソングライターの川崎鷹也さんです。DAM★ともやKARASTAでも、「魔法の絨毯」以外の川崎さんの作品も何曲か配信されるようになりました。この中で、ぼくがいいなと思ったのが、「君の為のキミノウタ」という曲でした。

川崎さんは2018年8月25日にインディーズレーベルのS–Rise Music/Flying Voice Inc.からアルバム「I believe in you」を発売しました。このアルバムの3曲目に収録されていた「魔法の絨毯」がヒットしたことで、一度は購入できなくなっていたこのアルバムCDが、2021年5月26日にビクターエンターテインメントから発売予定となっています。そして、このアルバムの6曲目に収録されていたのが「君の為のキミノウタ」でした。

川崎さんは自分の作品については「実体験をもとに書いている」とコメントしていますが、その中でも、今の奥様に対するメッセージが強いなあと感じています。実際、「君の為のキミノウタ」も、当時付き合い始めた頃に作ったそうです。「付き合ってから2年間、ずっと信じられなかったんです。朝起きて隣にいることとか、彼女が作ってくれたご飯を食べることとかが、ずっと信じられなくて。地球規模で考えたときに、137億年の中でひとりの人間の寿命とか人生とか一瞬だけど、その一瞬を大切にあなたのために捧げたいなと思って書いた曲でした」と、音楽配信のインタビューで語ってくれる川崎さんっていい人だなと思いました。

川崎さんの歌声を聴いていると、同様にTIKTOKYouTubeでブレイクした他のアーティストと比べて、リズムを軽妙に歌っている一方で、その声に芯や深さを感じていて、見た目の爽やかな感じとまた違う持ち味があるなと思いました。


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川崎さんは歌を作るときに、一番大事な人に届くかを重要視していて、その人に届かなければ、他の人には絶対届かないと思っているそうです。歌にしても、誰にでも共感してもらいたいとは思っていなくて、誰か1人でも心を揺さぶってもらえたらそれでいいと思っているそうです。

ぼくは誰のために歌っているのかな、ということは時々考えます。1人カラオケをしていたりDAM★ともで楽しんでいるときは、自己満足に徹していたのでそれはそれでわかりやすかったです。

カラオケ大会などで人前で歌うようになって、何でここで歌いたいと思うようになったのか、その答えははっきりしたりしなかったりしています。優勝する実力はありませんので、勝つための歌を歌おうと思ったことはありません。実力がまだまだだから、自分の歌を成長させたいという思いはあって、その成長を確かめたいから、そのためにぼくは聴く方にその答えを出してもらっています。それが自己満足や承認欲求であることに変わりはありません。

ただ、ぼく自身が他の歌い手さんの歌を聴いて影響を受けることがあるように、ぼくも自分の歌がどんなふうに作用するのかはわかりませんけど、聴いた方が何かを感じてくれたのなら嬉しいです。だから、どこで歌う時でも、初めて会った方がぼくの歌をどう受けてもらえるのかなということは、ぼくは大事にしています。

さて、前回の「ドライフラワー」に続いて、新しい曲にチャレンジということで、「君の為のキミノウタ」をDAM★ともで初めて歌ってみました。「魔法の絨毯」も好きですけど、この曲の方がぼくにはしっくりきた感じです。歌は練習していくうちに変わってくるから面白いと思います。

「君の為のキミノウタ」を初めて歌ってみました。歌詞は噛んでますし、川崎さんの雰囲気だけで歌おうとしてますので、期待しないで頂ければと思います。

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