DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

Re

2008年12月1日に始まったDAM★ともは、ぼくも同じ日に始めて、今月から13年目を迎えました。いつもぼくの歌を聴いてくださるユーザーさんに助けられて、本当に細々とですが続けてやってこれました。最近忙しい時間を過ごしているせいか、ぼくは逆にユーザーさんの歌をなかなか聴くことができていなくて、本当に心苦しいですが、時間を作って、じっくりと聴きたいと思っています。

さて、11月のDAM CHANNELで初めて知った緑黄色社会さん。どういう曲を歌われているのか全く知らなくて、ぼくも歌ってみたいなあと思って、何曲か聴いていく中でいいなと思った1曲が「Re」という曲でした。

緑黄色社会は男性2人女性2人のメンバー4人で編成されたバンドで、2012年に高校の軽音楽部で結成されたのがきっかけで、2013年に10代限定のフェス「閃光ライネット」で準グランプリを獲得し、2017年に1stミニアルバム「Nice To Meet You⁇」を発売し全国流通を開始し、2018年11月7日に3rdミニアルバム「溢れる水の行方」を発売して実質的にメジャーデビューしました。「Re」はメジャー前の2018年3月14日に発売されたフルアルバム「緑黄色社会」の1曲目に収録されました。作詞・作曲はボーカルである長屋晴子さんです。

このバンドはメンバー全員が作詞作曲することもあって、いろいろなタイプの作品を発表されていて、ぼくが何も彼らについての情報を持たない中で、なぜこの曲を選んだのかというと、歌詞に共感するところがあったからだと思いました。「やりなおせないことなんてないさ」という一節が、いまどきにも合ってるなあと感じました。

この作品は歌っている方が少ないのも、ぼく的には興味がありました。ぼくはカラオケ大会で選曲するときも、メジャーな曲ってあまり選ばなくて、逆にマイナーな曲やレアな曲を選ぶことがほとんどです。有名でなくても、自分の感性とか自分の声に合っているとか、共感できるものが歌ってみて見つけられたのなら、人前にこの曲を出して歌ってみたいと思ってしまうんですよね。

さて、「Re」という作品は「挑戦」がテーマになっていると思いますが、何か夢や目標を持って進もうとするとき、大なり小なり壁にぶつかることはあるもので、真面目に取り組んでいるからこそ、なかなか前に進めずに苦しんだり辛かったり、心が折れそうになることもあります。でも悩んで、考えて、やっぱり自分はこの道が好きだから、もう一度やり直してやっていこう。「Re」というのは、英語の接頭辞で「再び、繰り返し」という意味ですが、続けていることを、今後も続けていこうという「決意の瞬間」なのかなと思います。ぼくの場合はそれが音楽なのかなと思います。歌もなかなか上手くは歌えません。実は「Re」というこの曲もまだ上手くは歌えません。でも何回も練習していくなかで、徐々に歌い方がこなれてきて、歌と歌詞とメロディーが次第に融合してくる箇所が1カ所、2カ所と増えてきて、歌が成長していくんですよね。そういうところが面白くて、ぼくは歌うことが大好きですし、練習したことは必ず実を結ぶと信じています。それでDAM★ともを始めてから多くの作品を歌えるようになったわけですから。

 


緑黄色社会 / Re