DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

恋におちて

カラオケのお店も5月7日以降、一部のチェーン店では、通常営業とは違う形式ですが、営業再開の動きが出てきました。つまり、一人カラオケであれば営業するということですが、この点についてはぼくがかねがね、このブログでも一人カラオケは共用部分の利用に注意をすれば安全に過ごすことができると言ってきたことです。カラオケ自体が悪いのではなく、接触感染や飛沫感染を避ける対策を講じればいいだけのことですし、カラオケ利用客の7〜8割程度がヒトカラーである状況を考えれば、現在臨時休業しているチェーンも追随して差し支えないと思います。

とはいえまだカラオケではなかなか歌えない現状、カラオケアプリで楽しむ機会は増えています。ただ、アプリで歌える曲はカラオケほど多くはないので、これまでぼくがカラオケで歌ってきた曲ってどんな曲があったかなあとか、歌ったことはないけど聴いたことあった曲あったかなあとか、すっかり忘れていた曲を頭の奥底から引っ張り出して、久しぶりとか初めてのもありますけど、歌って楽しんでいます。

多くのユーザーさんが歌っている曲は避けて、探してみた1曲がシドの「恋におちて」という曲でした。シドは2005年にインディーズデビューしてから今年で15周年、「恋におちて」は2008年にメジャーデビューしてから14枚目のシングルとして、2013年4月10日に発売されました。日本のロックバンドは歌謡曲の色彩を残した「歌謡ロック」が多いと思ってますけど、ぼくは「歌謡ロック」が好きなので、「恋におちて」を初めて聴いたときに「この曲歌いたい」とハマったものでした。彼の二番手の女性のモヤモヤした感情を、マオさんのボーカルがそれっぽく歌っているのが、歌の世界を作っているなあと思いました。

プロの歌手の方の動画を見ていると、歌っているときは主人公になりきって演じている曲面も多分にあって、思いきって見せた方が歌も伝わると思うんですよね。以前、カラオケ大会の審査員の先生が総評で、「皆さんの歌は上手いんですけど」と言った後、「でも、もっともっと遠慮しないでやっちゃったらいいのかなと思うんです」と言われたことがありました。最近、数多くの歌や演奏を聴いていたり、ぼく自身歌を何回も録り直ししたりする作業の中で、思い切って演じて歌ってみた方が、聴く方にとっては映えて伝わるのかなと感じたことがありました。ただし、確実に「やっちゃえる歌」にできるかは、微妙なニュアンスの違いが出たりで、なかなか当たるようにはならないんですが。

マオさんのことを探していたら、ご出身の地元の企業に出ているCMを発見しました。こういう素直に歌っているマオさんもぼくは好感が持てます。


シド SID 恋におちて


八ちゃん堂WEB限定CM マオさん歌う篇(2019)